1Egg ★2019/09/28(土) 07:14:39.99ID:as8cvMAu9 かつて名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)でプレーした元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏が、子どもたちの草サッカーに“口出し”する保護者らに対して、苦言を呈している。英公共放送「BBC」が伝えた。
リネカー氏は、1986年のメキシコ・ワールドカップ(W杯)で得点王に輝くなどイングランド代表通算80試合48得点の結果を残した名ストライカーで、93年と94年に発足当時の名古屋でプレー。Jリーグ通算18試合4得点と大きなインパクトこそ残せなかったものの、世界的スターの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)らが日本でプレーする先駆けとなったイングランドの英雄だ。
そんなリネカー氏が、「BBC」のポッドキャスト番組「Don’t Tell Me The Score」で、草サッカーをプレーする子どもたちを持つ世の中の保護者たちに向けて、「黙って子どもたちにプレーさせろ」と厳しい言葉を述べている。
「私はサイドラインに立って、保護者らが叫んでいるのを聞いているが、その99.9%は的外れで、子どもたちに悪影響を与えている」
昨年11月にイングランドサッカー協会(FA)は、親になったばかりの保護者たち、ボランティア、コーチや7歳から18歳の選手たちの行動に影響を与えることにより、草サッカーの改善を図ろうというキャンペーンを始めた。イングランドのギャレス・サウスゲート代表監督も、サッカーがどのようにして「若い子どもたちを“人間”に育てることができるか」という観点からサポートの姿勢を見せていた。
子どもたちの“スポーツ愛”の喪失を懸念 「過剰に反応してしまうのは分かるが…」
リネカー氏は、親の行動が子どもたちを傷つけていると強調している。
「私はピッチの上を歩き回る親たちを見てきた。そして、その中の1人は子供の首根っこを掴み、『そんなふうにプレーしていたら、一生成功しない』と叫んでいたんだ。私は、『おいおい、彼はいずれにせよ、成功しないさ。だから落ち着いて、彼にサッカーを楽しませてやれ』と思ったよ」
そして、「何が事実かと言えば、彼らはいつかは、自分にふさわしいレベルに到達する。サッカーだけでなくどんなスポーツでも、不安を持ってプレーしたらパフォーマンスは低下する」と述べ、「スポーツは本物のドラマだ。私たちにとって重要すぎるので過剰に反応してしまうのは分かるが、スポーツのない、その感情のない生活を想像してみなさい」と続けた。
大人の感情を押し付けすぎて、子どもたちがスポーツに対する愛を失ってしまうことを懸念しているリネカー氏。その思いは保護者たちへと届くだろうか。
9/28(土) 6:15配信フットボールゾーン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190928-00220266-soccermzw-socc
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