1かばほ〜るφ ★2019/09/16(月) 06:52:58.77ID:n3O67CDC9 川内優輝「中村はメダル争いできる」…MGC観戦記
2019年9月16日 6時0分スポーツ報知

◆2020年東京五輪マラソン代表選考会(MGC)(15日、東京・明治神宮外苑前発着=42・195キロ)
 
27日開幕のドーハ世界陸上マラソン代表で、4月にプロ転向した川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=が観戦記を寄せた。
中村を「メダル候補」と評し、東京五輪へ太鼓判を押した。
 
中村君は終始、冷静でした。マラソンで対戦したことはありませんが、昨年9月のベルリンはほぼ単独走で自己新記録をマーク。
今年3月の東京は寒さで終盤失速しましたが、ハイペースで攻める姿が印象に残っていました。
単独走もよし、突っ込む度胸とスピードもよし、今回のような我慢と粘りもよし。引き出しがとても多いと思います。
 
来年8月9日には、ほぼ同じコースで世界一を決めるレースになります。ペースメーカーは不在、
気象も本番ほどではないにしても暑かったはず。
その中での2時間11分28秒は立派ですし、十分メダル争いができる位置にいると思います。
 
一方、心配なのは井上君ですね。何も仕掛けることなくズルズルと後退し、見せ場なく終わりました。
10キロ手前で帽子を投げていましたが、あれはきつくなった選手がやりがちなしぐさです。
「もう苦しいのかな…」と思って見ていましたが、まさか完走した選手中最下位とは思いませんでした。
 
暑さが苦手な服部君が2位に食い込み、3位には大本命とされた大迫君。予想外だったのは設楽君ですね。
服部君が準備に準備を重ねてスペシャルドリンクや氷などで暑熱対策したのに対し、
帽子もサングラスもせずに炎天下を駆け出す姿には驚きました。
気温があと5度低ければ逃げ切れたかもしれませんが、五輪本番はあと5度高い可能性すらあります。
気持ちで走るランナーではありますが、準備の大切さを感じたでしょう。
 
約2年間かけて行われたMGCシリーズですが、とても分かりやすく、面白い選考だと思います。
特に男子は30人が持ち味を発揮していた。今後の五輪や世陸でも続けていけたらいいですね。
私がもし出場していたら…ロンドン世陸と同じように中本さんをマークして走っていたでしょう。
そうなると、38キロまで先頭集団ですから、スパート次第では上位で…(笑い)。
世陸に向けて、私もいろいろな戦い方が見えた。負けないような熱い走りをしてきたいと思います。
(17年ロンドン世界陸上9位、プロランナー)

スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20190915-OHT1T50338.html
川内優輝
https://hochi.news/images/2019/09/15/20190915-OHT1I50281-L.jpg

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