1ばーど ★2019/09/05(木) 04:51:08.91ID:97J4s0LI9 ※玉ねぎ煮だ

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が法相候補に指名した最側近のチョ国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官(54)の疑惑が次々と噴出している。長身、イケメンで「ポスト文」の呼び声も高かったが、家族ぐるみの不正がむいてもむいても出てきたことで「玉ねぎ男」と呼ばれるようになった。「反日」の急先鋒(せんぽう)でもあるチョ氏に検察の捜査が入り、文政権を揺さぶっている。

 チョ氏の法相起用に関する韓国議会の聴聞会は2、3日に予定されていたが、与野党の対立で開催のめどが立っていない。

 チョ氏は釜山(プサン)出身で、名門のソウル大から米カリフォルニア大学バークレー校に留学。ソウル大教授を務めた。

 文政権発足後の2017年5月には大統領府の民情首席秘書官に就任。政府高官の監視と司法を担当する同秘書官は、これまで元検事が多く歴任していたが、文大統領肝いりの検察改革の旗振り役としての登用だった。文氏自身、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下の03年に同ポストを務めた。

 チョ氏はSNSで「親日は利敵、反日は愛国」と投稿するなど、文政権の反日姿勢を牽引(けんいん)する存在でもある。

 身長185センチで端正な顔立ちや、前髪をかき上げる様子が注目を集め、文氏や任鍾皙(イム・ジョンソク)元大統領秘書室長らと並べて「青瓦台のF4」と呼称されることもあった。「F4」とは、韓国でもドラマ化された日本の人気少女マンガ「花より男子」に登場する4人のイケメンを総称した呼び名だ。

 チョ氏の運命が暗転したのが、今月9日の内閣改造人事以降。現在28歳の娘が高校時代、大学医学部の研究所に2週間インターンしただけで研究論文の筆頭筆者に名を連ね、この論文を利用して名門の高麗大に不正入学したという疑惑が浮上した。その後も成績が不振なのに何度も奨学金を受けていたとされる。

 聯合ニュースはチョ氏の息子が韓国と米国の二重国籍を保有し、18歳で国籍の選択が可能となっても二重国籍を保有したまま5回にわたり兵役を延期したと報じた。

 韓国の通信社NEWSISによると、チョ氏の妻と子供らが投資し、「コリンク・プライベート・エクイティ」が運用する私募ファンドが大株主となった企業が、次々と公共事業を受注し、売上高や営業利益を短期間で大幅に伸ばしたという。

 チョ氏の父親や母親が理事長を務め、チョ氏も理事を務めていた学校法人、熊東(ウンドン)学院を相手取り、チョ氏の弟が訴訟を起こし、学園側が弁論をしないまま敗訴、弟の企業が利益を得られるように仕向けたのではないかとの疑惑も取り上げられている。

 朴槿恵(パク・クネ)前政権の不正を糾弾するなどクリーンなイメージがあったチョ氏だけに、韓国メディアはこの話題一色となり、文政権の支持率は急低下した。

 ソウル中央地検はソウル大やファンド運用会社など関係先を捜索した。チョ氏は「検察の捜査を通し全ての疑惑が明らかになるよう望む」と記者団に述べ、法相就任は辞退しない立場を示した。

2019.9.2 夕刊フジ
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190902/for1909020007-n2.html
https://www.zakzak.co.jp/images/news/190902/for1909020007-p1.jpg

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