ジャーナリスト「ドラレコ動画を公開して煽り運転に仕返しするのはネットリンチ、カチンときても大目に見てほしい

2018年8月30日

「煽り運転」にドラレコで仕返し　過熱するネットリンチに警鐘(佐川健太郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

今、社会問題になっている「煽り運転」。連日のようにニュースでも取り上げられ、人々の関心の高さを物語っている。
こうした状況の中、最近新たな動きが出てきている。「煽り運転」への仕返しだ。
ネット上を探っていると、自分のクルマやバイクに取り付けたドライブレコーダーに記録された「煽り運転」の証拠映像を、YouTubeなどの動画共有サイトへ投稿している例が急速に増えている気がする。また、煽られたとする映像をSNSなどへ投稿する例も目立ってきた。
ドライブレコーダーの映像は事故の際に動かぬ証拠となり、また「煽り運転」の抑止効果も期待できるものとして急速に普及している。ただ、中には相手の車両ナンバーが鮮明に分かるような映像もあり、個人情報の露出やプライバシーの侵害と取れるものも多く含まれている。
「煽り運転」はそれを行った当事者が悪いのはもちろんだし、断じて許しがたい行為であることは前述のとおりだ。ただ、その怒りにまかせて個人を特定できる情報を公にさらすことで、社会的制裁を煽ろうとするのはいかがなものか。
動画をアップした本人は「煽り運転による被害を減らすため」と正義感に燃えてやっていることかもしれない。ただ、中には怒りのはけ口としての復讐にしか見えないものや面白半分の投稿、動画の再生件数を増やすための手段と見受けられるものもある。
そのうちに「煽るヤツが悪いのだから天罰が下って当然だ」という危険な思想と同時に私刑(リンチ)へと発展していく可能性もある。昨今の動画投稿を見ていると、そんな不気味さを感じてしまうのだ。
仕返しという言葉は好きではない。それは憎しみの連鎖につながるからだ。ただ、本当に危険で許しがたい「煽り運転」の被害に遭ったのであれば、ドライブレコーダーの映像を証拠として被害届と同時に警察に提出して、厳正に調査してもらうことだ。怒りに任せて煽り返したり、ネットリンチに持ち込むことは、同類になり下がるのと同じでは。
余談だが、私の海外の友人が言うには、日本人の美徳は「大目に見る」という精神的な文化だそうだ。互いに譲り合う心、カチンときても大目に見てやる余裕が欲しい。
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＜この記事への反応＞
煽るやつが悪い
以上
意味不明
晒されて困るなら煽るな
事実をそのまま流してなにが悪いんだろ
新聞が報じればスクープでネットだとリンチ？笑えるな
＞「カチンときても大目に見てやる余裕が欲しい」
煽る側にこそこの心掛けが欠如しているのだが。
何を寝惚けているのか
感情に任せて煽り運転してくるクズなのに、なんでこっちだけ譲り合う心で大目に見なきゃいけないんですかね
被害者が泣き寝入りするべきだと？
馬鹿かよ
これだけ煽り運転、ドラレコが話題になってるのに
煽り運転を繰り返すイキったアホは社会的制裁が必要だろう
悪いことした奴を晒すと必ず異議を唱える輩が出てくるのが不思議。
以前も万引犯の顔写真を店内に貼り付けてた店が叩かれてたけど、
そもそも悪いことさえしなければ晒されることもないわけで。
確かにドラレコを公開するのって晒し行為に似ているかもしれない
でもそれによって社会問題化して警察も積極的に取り締まるようになったよね
正直、煽り運転なんかする人間のプライバシーより
抑止力としてのメリットのほうがでかい気がするわ

互いに譲り合う心で大目に見たところで
そいつはまた別の場所で煽り運転を繰り返すだけだしな