1記憶たどり。 ★2019/12/28(土) 09:29:50.90ID:AFw9LYkr9 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-512880/
江戸時代からはっきりしていなかった広島県三次市三和町と安芸高田市甲田町の境界が、確定する見通しとなった。
両市議会での手続きが終わり、来年3月頃にも決まる。これで県内すべての市町の境界が確定するが、
「令和の時代になっても、自治体の境界があいまいなままだったなんて」と驚く声も出ている。
三次市などによると、市境が確定していなかったのは、両市にまたがる大土(おおづち)山(標高約800メートル)の北側
約3キロにわたる地域。一帯は日本庭園に適した石材の産地として知られ、両町の住民が土地の所有をそれぞれ主張していた。
1990年に旧三和町が旧甲田町の地権者でつくる上小原共有地を相手取り、採石などの中止を求める仮処分申請を
広島地裁に申し立て、上小原共有地側が採石しないことで和解した。
その後、県が境界のあっせんに入ったが、旧甲田町側が受け入れず、旧三和町が境界の確定などを求めて提訴。
2001年に広島高裁が旧三和町側の主張を支持する判決を出した。
今年10月、三次市と上小原共有地の住民が、判決で確定した境界で合意。ようやく決着にいたった。
旧三和町と旧甲田町は元々、備後と安芸に分かれ、江戸時代中期頃から、土地の境界を巡ってたびたび争いが起き、
代官に訴えるなどしてきた歴史があるという。
旧甲田町の上小原共有地の総代長を務める佐々木隆昭さん(82)は「先祖代々の山林を守ってきたが、
今の時代なら境界をはっきりさせるのは、当然だろう」と話し、三次市財産管理課も「長年の懸案が解決に進み、
ほっとしている」としている。
あいまいだった市境が確定する地域
https://news.nifty.com/cms_image/news/domestic/12213-512880/thumb-12213-512880-domestic.jpg
powered by Auto Youtube Summarize