1 おちんちん ◆d9eTMNEKrI (SIM) [CO]2019/12/28(土) 13:54:30.86?PLT(25252)
https://tocana.jp/wp-content/uploads/2019/12/einhorn-1.jpg
消費者が気まずい思いをせずに購入できるように、旧態依然としたパッケージではなく、ポップなものにしている(アインホルンのHPより)

 最近、ヴィーガンという言葉をよく聞くようになった。「絶対菜食主義」という意味で、肉や魚だけではなく、乳製品や卵、はちみつといった、動物・昆虫由来の食べ物や一切食べない人たちのことである。

 これは動物愛護と環境保護の精神から生まれた主義で、食べ物だけではなく、ウールや革製品から動物性の油が使われたせっけんや化粧品まで、動物性の素材を使ったものも一切使わない。

 それをセックスライフに必要なコンドームにも応用できないかと考えたドイツ人起業家がいた。

 2015年、ドイツの首都ベルリンに拠点を置く起業家のフィリッピ・シーファー氏とヴァルデマール・ザイラー氏の2人は、クラウドファンディングで新たなビジネスを立ち上げようとしていた。

「出資者たちから、何度も同じ質問をされました。『コンドームはヴィーガンなのか?』と。実はコンドームには、ゴムを柔らかくするために動物性タンパク質が使われているということにさえ、私たちは気づいていなかったのです」(シーファー氏)

 そこで2人は、世界で80億ドル(約8,800億円)というコンドーム市場の一角に食い込もうと、環境保護に熱心な消費者層に訴えかけることにした。すると、この消費者層は彼らの予想以上に大きく、彼らのヴィーガンコンドームは年間500万ユーロ(6億円超)もの収益を上げるにまで成長したのである。

 彼らの会社「アインホルン」は、ドイツ語でユニコーンを意味する。ビジネスの世界でユニコーンといえば、通常は10億ドル(1,100億円)以上の企業評価額がある、未上場の新興企業のことを指す。シーファー氏とザイラー氏の会社はまだそこまで大きくなっていないが、“持続可能性”を中心に置いた彼らのビジネスは、成功しているといえる。

 同社のコンドームはカゼイン(哺乳類の乳から作られるタンパク質)の代わりに、自然の植物由来の潤滑剤を使用。また、ゴムについてもできるだけ環境に優しい方法で採取されたものを使うようにしている。

 天然ゴムを採取する農園の急激な拡大により森林伐採が進み、野生動物の生息地に深刻な影響を与えているが、同社ではそれを防ぐため、そういった伝統的な大農園ではなく、タイの小規模農家と提携している。

 またパッケージについても100%リサイクル紙を使用しており、次のステップとしては、アルミを使用しない包装素材を作ろうとしている。

 同社のコンセプトはドイツ社会に広く受け入れられつつあり、18年には450万個ものコンドームを売り上げている。また、19年からは100%オーガニックコットンの女性用生理用品の販売も開始している。

 同社は20年夏、7万人以上の観衆を収容するベルリンのオリンピアシュタディオンで大規模なイベントを開催する予定で、公平で持続可能というコンセプトをドイツの政治の世界に持ち込もうとしている。

 ヴィーガンコンドームから始まったこの持続可能性に関する動きがどこまで広がっていくか、注目だ。
ソース
https://tocana.jp/2019/12/post_135128_entry.html

powered by Auto Youtube Summarize