1砂漠のマスカレード ★2019/11/24(日) 12:18:28.73ID:Ki3inrG99 https://www.juniorsoccer-news.com/post-542967

夏のインターハイを制した桐光学園は盤石の試合運びで決勝に駒を進めた。

11月23日に行われた神奈川県予選の準決勝。西川潤がU-17ワールドカップに出場していた影響で、ベスト4が初戦となった桐光学園は平塚学園と対戦した。

この日は夏のインターハイで重宝した3バックではなく、4−4−2の布陣でスタート。「風上だったので(前半は)攻勢に転じたかった」と鈴木勝大監督の狙い通り、
序盤からギアを上げて主導権を握る。最前線に構える西川のキープ力、ライナメアー祈安のスピードを生かした仕掛けで相手を翻弄。
右サイドハーフの神田洸樹も得意のドリブルで敵陣に入り、再三に渡ってチャンスメイクを見せた。
守備陣もCB奈良坂巧とGK北村公平の2年生コンビを中心に跳ね返し、相手に得点を与えない。

前半のうちにゴールが欲しい中でスコアが動いたのは32分。こぼれ球を拾ったライナメアーがペナルティーエリア右から突破を図る。
最後は豪快に右足を振り抜き、チームに待望の先制点をもたらした。

桐光学園は後半も積極的に攻め立て、62分には左サイドで得たFKから好機を掴む。西川が得意の左足でファーサイドにボールを入れると、奈良坂が打点の高いヘッドで追加点を奪った。
72分に一瞬の隙を突かれ、平塚学園の渡邊波季に得点を許したものの、最後まで慌てることなくゲームを展開。直後の76分にはライナメアーのお膳立てから神田がネットを揺らし、勝負を決めた。

危なげなく勝利を挙げた桐光学園にとって、この初戦は難易度の高いゲームだった。シードされた影響で最後に公式戦を戦ったのは10月の下旬。以降は他校が選手権予選を戦うなか、試合勘の維持に努めた。
加えて、エースの西川も11月中旬まで不在。「コンディションは問題ない」と本人が話したとはいえ、少なからず影響があった。
そして、何よりチームは夏の王者として追われる立場にある。この点も選手にとってはプレッシャーになった。

だからこそ、指揮官もこの準決勝に向けて、慎重に準備を進めて来た。

「本当に大事なゲーム。選手に本大会の組み合わせ抽選の結果も最低限しか伝えなかったし、メンタル面をかなり大事にしてきた」

王者ならではの難しさを抱えながらも、きっちり勝ち切ったのは流石の一言だ。出場権獲得まであと1勝。決勝の相手は最大のライバル・日大藤沢に決まった。1週間で最高の準備を図り、夏冬連覇の挑戦権を手にして見せる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00010002-kksoccer-socc
11/24(日) 12:00配信

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