【陸自ヘリ事故】“機体の一部”さらに引き揚げ

沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、3日も現場では機体の一部とみられるものが引き揚げられました。機体はこのあとヘリが所属していた部隊のある熊本県へ輸送されるということです。

2日、海底から大きく損傷した機体の主要部分が引き揚げられましたが、現場海域では3日も民間のサルベージ船「新世丸」が海底に残る機体の一部とみられるものを引き揚げました。

宮古島の港に戻った船からはヘリコプターの車輪や外装の一部とみられるものが降ろされ、2日に引き揚げられた機体を載せたサルベージ船「航洋丸」に積み直しました。

陸上自衛隊関係者によりますと機体を載せた「航洋丸」は準備が整い次第、3日夜にもヘリが所属していた駐屯地のある熊本県に向け出港するということです。
(2023年5月3日放送「news every.」より)

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