出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「古墳にコーフン!悠久の時をめぐる~大阪 高槻市~」[字]
旅の舞台は、大阪の高槻市。300基以上の古墳が点在する「古墳の町」。さまざまなハニワや古墳の形をしたお菓子、古墳愛に満ちた人々と出会いながら悠久の時をめぐる。
番組内容
旅人は、古墳大好きな笑い飯の哲夫さんと、アメリカ育ちで古墳をよく知らないという西田ひかるさん。古墳の研究者たちが「今、一番行きたい」と選んだ古墳では、200体にもなるハニワを見て大コーフン。古代ハニワを作っていた巨大な登り窯を見た後は、自らもハニワづくりに挑戦。古墳をかたどったお菓子や古墳愛に満ちた人との出会いを通して、古代の暮らしと悠久の時に思いをめぐらせる旅。
出演者
【出演】西田ひかる,笑い飯哲夫,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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キーワード出現数ベスト20
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- 悠久
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- 遺跡
- 宮崎
- 公園
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
COP26が11月に開かれます
けれども世界が結束して温暖化
対策を進められるか
こういう面からも注目されます。
どうも 笑い飯の哲夫で~す。
僕は今 大阪の高槻市に来ています。
何か あの~
僕は奈良県出身なんですけど…。
古墳大好きな哲夫さんのおしゃべりが
始まったところに この方が…。
どうも~ 西田で~す。
西田ひかるさんじゃないですか。
はい。 すみませ~ん。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今日ちょっと いろいろ 案内して
いろいろ教えていただこうかなと思って。
本当ですか?
古墳 詳しそうですものね。
ねえ でも… 私は逆に古墳のこととか
あまり知らなくって。
あっ そうですか。
ずっと中学まで…
古墳を見る前に
西田さん ちょっと気になることが…。
ねえ。 高槻市の はにたんです。
あっ はにたん。
市民の人気者です。
あっち? あっちに古墳…。
あちらですね。
じゃあ あちらに まず
古墳 見に行きましょう!
はい! お願いしま~す。
わっ うれしい~!
今回の「えぇトコ」は
いつもと趣向を変えて
300基以上の古墳が点在する 古墳の町
大阪・高槻市を旅します。
市民の憩いの場には ハニワが ずらり!
ハニワを作っていた巨大な登り窯に
2人も大コーフン!
古墳の形のお菓子に
西田さん大満足!
全身から古墳愛を感じる人にも
出会いました。
悠久の時をめぐる旅に出発です!
大阪と京都の真ん中に位置する
高槻市は 交通の便がよいことから
ベッドタウンとして人気があります。
そんな高槻市の もう一つの魅力が
古墳です。
市内には 300基以上も
確認されています。
住宅のすぐ横に 古墳!
ここにも古墳が!
町の至る所に 古墳を
目にすることができます。
数ある古墳の中でも
代表的なものが これ。
JR高槻駅から バスで20分!
考古学者や大学教授が
今 一番行きたい古墳として選んだ
今城塚古墳です。
その理由は大王のお墓にもかかわらず
気軽に入ることができるからです。
早速 西田さんと哲夫さんも訪ねました。
うわっ!
ねっ! うわっ…
ねっ! 西田さん…。
はい。
僕よりも
もっともっと古墳に詳しい方が
今ね ここに
いてらっしゃるそうなんです。
えっ? ちっちゃい子供も遊んでますけど
子供じゃないですもんね?
子供じゃないんですよ。
ちょっと手 振っていただけないかしらね。
ねえ…。
うわ~ ホンマや! 動いた 分かった!
ホンマや。
同化してますね。
手を振っているのは
古代博士として地元で知られる
宮崎康雄さん。
高槻市の文化財担当の職員です。
どうも こんにちは~。
こんにちは。 どうも ようこそ。
どうも~ よろしくお願いします。
こんにちは~。
よろしくお願いします~。
します~。
あっ これね あの~
ハニワの職人のイメージで
ハニワの衣装なんかを参考に
作ったんです。
なるほど。
6世紀前半に造られたと言われている
今城塚古墳は
平成9年から10年間にわたり
大規模な調査が進められました。
発掘されたハニワの破片は50万点に上り
その一つ一つを組み合わせ
200体以上のハニワを復元しました。
この調査の総指揮を執ったのが
宮崎さんです。
こちらのね
今城塚古墳っていうところは
どなたが埋葬されてはるかっていうのは
もう分かっているんですか。
今 学説では…
継体天皇ですわ。
えっ? お見事。
一つも ちょっと
入ってこなかったですけれど
すごい!
聖徳太子の ひいおじいさんですわ。
あっ それが分かりやすいです!
こういうふうに言わな駄目…。
僕は ただ ひけらかしたいだけなんでね。
まず 宮崎さんが
案内してくれたのが…
この祭祀場が今城塚古墳の最大の特徴と
言われています。
そうです。 これ…
えっ? じゃあ ここ…
そうです。
発掘当時の同じ場所に再現したものです。
古墳に眠る大王の魂を祭るために
さまざまなハニワが並んでいます。
魂を運ぶといわれる
白鳥のハニワ。
馬のハニワは財宝などを運ぶため
富の象徴と言われています。
中でも注目は 高さ170センチ
重さ160キロもある
家型ハニワ。
日本で発掘された
家型のハニワとしては
最大のものです。
さまざまなハニワが並ぶことから
今城塚古墳には
よほどの権力者が祭られていると
言われています。
その権力者が眠る古墳の中心部
墳丘に向かいます。
当時 墳丘の高さは 20メートルあったと
されていますが
安土桃山時代の地震で 石室のあった
一番上の部分は崩れてしまったそうです。
え~!
あっ これですか。
これなんですね。 これが中心?
中心ですね 中心点になります。
へえ~。
はあ~ なるほど。
やっぱ こうやって立ってみると…
いつから こういう古墳が
お好きになられたんですか?
へえ~。
あっ ここの場所の? そうです はい。
…で まあ 放課後 遊びに来たりとかね
いろいろ 授業中に ちょっと来たりとか
あるいは スケッチ 来たりとかいう
まあ…
へえ~。
高校時代から古墳に魅了され続ける
宮崎さんが
是非見てほしいと案内したのは
工場の跡です。
今は 公園になっている
小高い この丘には
5世紀中頃の登り窯と
ハニワを作る工場がありました。
発掘した登り窯は
そのままの姿で保存され
見学することができます。
うわ~!
ねえ。 あっ これ この辺で もう
ハニワを実際
焼いてはったってことですか?
ちょっと分かりにくいですけど
あそこにも ツルハシの跡って…。
はい ツルハシ…。
こう ぽこっと。 あれ…
へえ~!
貴重なとこですね。
そうですね。
何だか 1, 500年前の職人の息遣いが
聞こえてきそうですね。
見えてきた この茅葺き屋根の建物。
ここは ハニワを作っていた作業場です。
全国から腕利きの職人が集まっていた
この場所で
哲夫さん その当時に思いをめぐらせます。
周り 見たらね ここ…
ええ イメージ湧きますわ。
大王のために
必死で ハニワを作り続ける職人たち。
その姿が浮かんでくるようです。
うわっ 西田さん 見てください。
ここ ハニワ街道っていうんですね。
本当だ~! へえ~。
やっぱり さすが ハニワの町ですね~。
そうですね。
ハニワ職人に思いをはせた
西田さんと哲夫さん。
是非 自分たちも ハニワを作ってみたいと
やって来たのは…。
あっ 教室みたい フフフ。
ねえ! へえ~。
ここでは ハニワ作りの体験ができます。
ちなみに 西田さんは
ハニワ作ったことありますか?
ハニワはですね…
ホンマですか? こういう 何か
粘土細工とか やらはったことありますか。
粘土は すごく好きでね
高校の頃とか 陶芸やってたんです。
あっ そうなんですか! へえ~!
はい。
だから 何か どんなふうに
作られてるのかなと思いながら
今日 何か…。
あっ そういう陶芸目線で。
見てたりしてたんですけれど
これ まさかの…
ねっ 筒状なんですね。
ハニワの「埴」とは粘土を意味し
粘土で作った輪を
埴輪と呼ぶようになりました。
まずは粘土をこねて やわらかくし
棒状にしていきます。
それを円く輪にして積み上げていきます。
うわ~ やっぱ 西田さん すごい
きれいなね ひもを作らはりますね。
ひも 意外と難しいのよね。
いや~ やっぱ きれいですね。
どう? いけそう?
いやいやいや 何か すごい変… 変なね
1本の ちゃんとした棒に
ならないんですよ。
ならないでしょう? 難しいのよね。
均等にっていうのが。
これを でも あの数で
あの大きさと思ったら
ちょっと気が遠くなりますね…。
気ぃ 遠なりますね。
まあ 一人でね 全部やらはったんじゃ
ないでしょうけどね。
そうね。
まあ だいぶ人手がね いったでしょうね。
逆に すごい人手ですよね。
すごいですね!
ハニワ作りに没頭する
哲夫さんと西田さん。
黙々と作り続けること 30分。
ハニワ めちゃくちゃいい!
ねっ。 はい。 こんな感じです~。
かわいい~。
何か 全然…。
え~? でも いい表情!
本当ですか?
いいですね。
ものすごう 手 短なりましたけど。
フフフ… ツルツルでかわいい。
私も出来ました~。
うわっ すごい!
何か ちょっとシルエットが
短くなっちゃった~。
でも あの~…
そんな感じ。
ねっ!
それも必要だったんじゃないかしらね。
昔ね。 まあ そうでしょうね。
保存食ですもんね~。
乾燥させ 700度の窯で
2日間 焼き上げると完成します。
ハニワ作りを堪能した2人は
ここで ちょっとひと休み。
そこへ…。
あっ はにた~ん。
あらららら! うわ~… えっ?
わわわ… 「どうぞ どうぞ」って えっ?
何? 何でしょう?
うわっ! これは これは。
えっ 何ですか?
古墳!? ええ。
そうですね。
はにたんが持ってきてくれたのは
老舗の和菓子店や 地元のカフェが
古墳を盛り上げるために作った
おまんじゅうや ハンバーガーです。
西田さんがいただくのは 古墳まんじゅう。
しっとりとした 昔ながらの生地には
練乳と卵が たっぷりと使われています。
あ~ そうですか~。
おいしい!
そうですか。
ではなく…
そうですね~。
哲夫さんがいただくのは
古墳ハンバーガー。
古墳の丸みを出すために
一つずつ 手で前方後円墳の形を作った
こだわりの一品です。
何これ。 うわ~ すごい。
祭祀場も いっぺんに… いってます。
間違いないです!
いいアクセントに…。
いや でも ホンマに
おいしいハンバーガーですわ。
本当ですね。
感じますね~。
おなかを満たしたところで向かったのは
高槻駅近くにある住宅地。
ここにも
古墳を愛してやまない人がいます。
(2人)こんにちは~。
あ~ どうも いらっしゃいませ~。
古墳が好きすぎて お店まで開いた…
Tシャツ ジャンパー マスクにまで
古墳の柄が。
古民家を改装した店内には
クッションからピアスまで
古墳グッズが所狭しと並べられています。
その数 およそ100種類。
古墳クッション自体が
ちょっと びっくりですけれどね。
そうなんですよ。
でも これ…
ないですよね。 ここが ないんですもん。
なるほど ここ 耳が。
よう分かってらっしゃる。
うわ~ すばらしい!
そう 私たち ここ行きましたからね。
ねっ! これ 見てきました。
うわ~! 行ってこられたんですね。
ねえ! うわっ 何か
すごい こだわりですね。
牧さんは 嫁いだ家の近くに
古墳があったのがきっかけで
古墳に のめり込んでいったそうです。
地元の方も…
あっ そうですか。
そういう方にも 何か…
牧さん 古墳を もっと多くの人に
身近に感じてもらいたいと
10年前から古墳にまつわる
さまざまなイベントを立ち上げています。
楽しんでいただけることによって…
うわ~ それ いいですね。
ねえ 感じましたね!
大丈夫ですか? 圧 強くないですか?
大丈夫です。
いや すごい伝わります。
伝わりますね。 うれしい。
悠久の時を超えて
古墳の持つ魅力に魅了されました。
JRと阪急に挟まれた巨大な緑の空間。
甲子園球場5個分の広さがある
安満遺跡です。
ここは弥生時代の集落だった場所です。
今年3月
遺跡をもっと身近に感じてもらおうと
公園として整備されました。
へえ~ 気持ちいいですね。
ねえ! すごく広くて。
ここでは
弥生人の暮らしぶりが分かるようにと
遺跡を当時のままの形で復元しています。
これは環濠と呼ばれる土手。
敵から身を守る
役割があったとされ
この環濠に囲まれて
人々は生活していました。
うわ~ これ 水田の跡ですね。
あっ これが?
これが そうですね!
へえ~!
弥生時代の田んぼを再現した
水田地区では
弥生人の足跡も発見され
復元されています。
ねえ すごい不思議。
悠久の時を感じることができる この公園。
ちょっと珍しい体験もできます。
キャンプ? どういうことかな?
おしゃれな…。 こんにちは!
あっ どうも こんにちは。
こんにちは~。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
なんと! 遺跡の中で キャンプや
バーベキューが楽しめるんです。
子供の頃 薪を割って
お風呂を沸かしていたという哲夫さん。
その腕前は?
最初の勢いが…。
お~! かっこいい。
いやいや これね だから
真ん中で割れてないでしょ?
これで よう 失敗してたんですよ。
真ん中で割らなあかんて。
お~ すごい! いやいや さすが~!
いやいや… いや もう ごめんなさい
何か かっこつけて。 すいません。 (拍手)
はい どうぞ。
(笑い声)
え~! 楽しいですね これ~。
ねえ! いや~ 楽しい。
割った薪で 早速 火を囲みます。
これ あれですね~
子供と ちょっと体験…。
何かね おしゃれな雰囲気だけれども
やっぱり…
手ぶらで本当に 電車 車で来て…
また それで
歴史にも興味を持てたりとか
こういう…
古墳の町 高槻市。
古代の暮らしに思いをめぐらせ
ゆっくりと時が流れていきます。
最後に2人が向かったのは
高槻市を見下ろす安満山。
この山だけで
40基の古墳が発見されています。
中腹に見えるのが安満宮山古墳。
ここには安満遺跡で暮らしていた長が
眠っていると言われています。
3世紀ごろに造られた
高槻で最も古い古墳です。
わわわわ! ちゃんと鏡も置いてある!
鏡も こうやって出てきたんですかね?
ねっ!
へえ~!
いや~ もう このね…
ここからは卑弥呼から送られたといわれる
銅の鏡をはじめ
貴重な副葬品が数多く見つかっています。
大阪・高槻市。
古代の人々の足跡をたどることで
悠久の時を感じた旅でした。
♬~
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