NHK地域局発 みやざき熱時間▽ミニシアターの生きる道映画館再生・舞台裏2か月[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 みやざき熱時間▽ミニシアターの生きる道映画館再生・舞台裏2か月[字]

宮崎の街で新たに生まれ変わったミニシアターの改革を託された若者。映画を愛するがゆえの葛藤と、コロナ禍での新たな挑戦、その100日に密着したドキュメンタリー。

番組内容
4月に移転リニューアルした宮崎キネマ館。NPOが運営する全国でも珍しいミニシアターだ。コロナ禍で全国的に映画館の経営が苦境に陥る中、新たな投資でスクリーン数を倍に増やすなど攻めの姿勢を打ち出している。新生キネマ館の改革を担うのが30代の若手支配人。常連客を大切にしながら新たな顧客を取り込むにはどうするか、葛藤と模索を続けている。街の文化の拠点を未来に繋いでいこうと奮闘するミニシアターに密着した。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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  16. 映画
  17. 期待
  18. 今後
  19. 設立
  20. お疲れさ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
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そうした動きが取り組みが
進んでくれることを期待したいと

思います。

フィルムでの上映に こだわり
数々の名作を届けてきた ミニシアター。

街で20年 営業を続けてきましたが

この冬 その歴史に
一つの区切りをつけました。

それは
再起をかけた挑戦の始まりでした。

コロナ禍の逆境にもかかわらず
新たに資金を調達し

移転リニューアルという
攻めの一手を打ったのです。

このプロジェクトを託されたのが

35歳の支配人 喜田惇郎さんです。

これまでは いい作品を選び

常連客を満足させることを
第一に考えてきた喜田さん。

リニューアルを機に 新たな顧客を
獲得するための変化を求められ

葛藤していました。

これから ミニシアターが
生き残っていくための道は

どこにあるのか?

2か月の模索を見つめました。

宮崎市の中心部にある複合ビル。

宮崎キネマ館は その一角に
20年前 オープンしました。

喜田惇郎さんは 支配人に就いて3年目。

さまざまな仕事を担い
自ら受付に立つことも しばしばです。

その中で 最も大切な仕事が
上映する作品の選定。

全て自分で実際に見て 決めています。

キネマ館は
長年 厳しい経営が続いていましたが

喜田さんが支配人になってからは
毎年 売り上げを伸ばしていました。

しかし コロナ禍によって一変。

客足が大幅に減り 業績は
過去最低レベルにまで落ち込みました。

施設の老朽化も相まって
存続は困難な状況に陥ります。

しかし 喜田さんたちは

街なかに映画館を残したいと
再生プランを検討。

半年かけて
移転リニューアルの計画をまとめ

銀行から7, 000万円の融資を受けました。

更に クラウドファンディングでも
支援を訴え

800万円の寄付を集めることに
成功しました。

20年にわたって
営業を続けてきた建物での

最後の上映の日です。

慣れ親しんだ場を惜しんで
150人以上のファンが駆けつけました。

久しぶりの熱気に包まれ 喜田さんは

街で映画館を続ける意義を
改めて感じていました。

ありがとうございました。

(拍手)

お疲れさまです。
お疲れさまです。

リニューアルオープンまで ひとつき半。

新たな映画館に どう客を呼び込むか
話し合いが続いていました。

20年前に この映画館を設立し
経営を担ってきた石田さんは

危機感を抱いていました。

今後の経営のためには

新たな客層の掘り起こしが欠かせないと
考えている石田さん。

従来の枠にとらわれない企画を
打ち出したいと語りました。

この前から話してるけど…

一方 喜田さんは黙り込んでいました。

常連客にとっては
興ざめではないかと考えたのです。

喜田さんは もともと キネマ館の常連客。

自宅には
そこで出会った作品のポスターを

大切に保管しています。

キネマ館に足しげく通い

映画の奥深さに魅せられていった
喜田さん。

やがて
アルバイトとして働くようになります。

そして 33歳で支配人に抜てき。

街の映画館を愛する常連客のため

その期待に応えようと
走り続けてきました。

時代が変わっていく中
街の映画館にできることは何か。

喜田さんは 答えを見つけられず
もんもんとしていました。

オープンまで ひとつき。

なかなか具体的なアイデアを
まとめられずにいた喜田さんは

経営者の石田さんから
厳しい言葉をぶつけられます。

石田さんは
移転リニューアルをしてまで

街の映画館を残そうとした
自らの思いを伝えました。

喜田さんと同じく
映画好きだった石田さん。

かつて街にあふれていた映画館が

シネコンブームに押され
次々と消えゆく様を

目の当たりにしてきました。

宮崎の街に
何としても映画文化を残したい。

仲間たちと立ち上げたのが
宮崎キネマ館でした。

独自の企画で差別化しなければ
生き残れないと

経営の母体として
街づくりが目的のNPOを設立。

市民団体と連携し

映画の題材にまつわる
さまざまなイベントを企画してきました。

「どうやったら
お客さんに喜んでもらえるか」。

石田さんの言葉に
喜田さんが動きだします。

街なかという立地を生かそうと
周辺の店舗を回り始めました。

こんにちは。

この日 訪ねたのは
移転先の隣にあるカフェ。

互いにコラボして
新たなサービスを始められないか

相談を持ちかけます。

今後 映画館向けの限定メニューを
一緒に開発し

販売することが決まりました。

ありがとうございました。
ありがとうございます。

頑張ります。

キネマ館の新たな動きを
知ったという人が

喜田さんのもとを
訪ねてきました。

宮崎市を拠点に活動する
市民劇団の代表

蛯原達朗さんです。

今年で設立40年を迎える
宮崎でも老舗の劇団の一つ。

コメディーを中心に 毎年 地元で
オリジナルの演劇を上演してきました。

今度の留学生は
ジャネットじゃねっと。

えっ ジャネット ジャネットさんですか?

コロナ禍で舞台が全て中止になり

新たに始めたのが コント動画の配信。

これまでに5本を制作し
発表してきました。

更に 映画の自主制作にも挑戦したいと
考えた蛯原さん。

その作品を
キネマ館で上映させてほしいと

相談しに来たのです。

周りの人たちからの期待の声に

喜田さんは
街に映画館があることの意味を

実感し始めていました。

これから ミニシアターが
生き残っていくための道は

どこにあるのか?

喜田さんは 自分なりの答えを
少しずつ つかもうとしています。

リニューアルオープンの当日を
迎えました。

再会を待ちわびた地元の映画ファンが
続々と訪れます。

この日に合わせて 喜田さんたちは
特別な上映会の準備を進めてきました。

作品だけでなく 映画館という
場所の魅力も伝えたいと企画した

ライブイベントです。

こんばんは。 本日のご来場
まことに ありがとうございます。

ごゆっくりと
お楽しみいただければと思います。

♬~(ピアノ)

♬~

連日 夜遅くまで
準備を重ねてきた喜田さん。

初日の興行を終えた余韻に浸る間もなく
動き回っていました。

オープンから2週間。

この日 一組の団体客が
キネマ館にやって来ました。

喜田さんの呼びかけに応じて集まった
市内の認定こども園の保育士たちです。

お目当ては 喜田さんが選び
キネマ館での上映を決めたフランス映画。

ユニークな幼児教育を実践する
学校の子どもたちを

2年にわたって記録した
ドキュメンタリー作品です。

この認定こども園では
保育士の研修の一環として

キネマ館での鑑賞会を催しました。

新たな試みに手応えを得た喜田さん。

今後も 地域のさまざまなニーズに応える
作品選びを続けたいと考えています。

コロナ禍の逆境から
キネマ館の再生を任される中で

喜田さんの思いには
変化が生まれていました。

これが また…
そう 芽生えの段階でね

どんどん…

小さな映画館が踏み出した 新たな一歩。

街の文化を育んでいくため
地域の人々と共に歩んでいきます。

Source: https://dnptxt.com/feed

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