出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 北海道道「大雪山~究極のパウダースノーを滑る~」[字]
北海道の雪山を極めた3人の男たちがこの冬、大雪山に向かった。スキー&スノボ、究極の滑走ルートを探す!極寒の山中で1週間テント暮らし!何が彼らを駆り立てるのか!
番組内容
北海道の雪山を知り尽くした3人の男たちがこの冬、最高峰、大雪山系「旭岳(2291m)」に挑んだ。めざすのは、極上のパウダースノーを味わいながら、雄大な斜面を滑り降りること!世界40か国を旅してきた山岳ガイド、還暦を迎えた登山用品店の元店長、スキーのために北海道に移住し農家になった男。異色の3人組が、究極の滑走を求めて、極寒の大雪山で1週間テント暮らし!大雪山の雄大な自然に挑むアドベンチャー!
出演者
【出演】鈴井貴之,多田萌加ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – その他
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
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- イェーイ
- 旭岳
- 一同
- 過酷
- 景色
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
この冬
北海道の最高峰に挑んだ男たちがいる。
大自然の雪山を 自由に滑り下りたい。
平均年齢52歳のオヤジたち。
未知の斜面を求め 世界40か国を
冒険してきた男。
今年 還暦。 自分のために
第二の人生を始めた レジェンド。
これ 最高だと思います。
今日 誕生日?
49歳なの。
九州から移り住み
全てを雪山に注いできた男。
その雪は 自分の足で
たどりついた者にしか 与えられない。
わお! おお~!
追い求める滑りは
己の人生の 掛けがえのない1本。
究極の滑走ルートを探す
3人の旅を追った。
♬~
うわあ~ 最高~!
♬~
こんばんは!
こんばんは!
「北海道道」 鈴井貴之です。
多田萌加です。
今回は北海道の屋根 大雪山を大冒険です。
あの~ 私は スキーは
経験したことは あるんですけど
ずっと ハの字でですね
止まれないんですよね。
どさんこですよね?
そうです。
どさんこなのに
ウインタースポーツできないんですね。
学校の授業で ありましたよね?
はい。 下手したら ロッジです そのまま。
いや~ もう すぐ帰る。 はい。
すごい。 そうなんですか~。
鈴井さんは お得意ですか?
まあまあ
得意というほどじゃないですけど
まあ普通に北海道 どさんことしては
滑れるかなっていう程度で。
あ そうなんですね。 え~。
ただね 今回はこれ 大雪山 真冬の。
いやぁ~ 過酷だと思いますよ。
これはね すごいですよね。
登るだけでも大変なのに
そこをね こう 滑ろうというのはねぇ~。
僕も かつてね 大雪山 2泊3日で
冬じゃないですよ。 あ はい はい。
縦走したことが あるんですけども
旭岳から 緑岳っていうところに。
それでも
大変でしたからね~! うわぁ~!
まさに同じところですよね。
同じところですけど 季節は全然違います。
何か その時のね 映像があるそうなんで
ちょっと ご覧頂ければと思います。 はい。
こういう番組を ちょっとやってた時が
ありましてね。 え~!
8年前ですか もう!
あ そんなに!
すごい風ですね。
いや すごいんですよ。
だって 何もないんだから周り 山とか
障害物が。 なるほど!
だからもう風も大変ですし…。
いやぁ~!
これ普通の登山ですよ 普通の季節にね。
それでも過酷だと思ってたんですから。
確かに。 いや なかなか これは
壮絶なチャレンジでしたね。
ええ。 いやいや ほんとにね
もう勘弁してほしいなと思いますけども。
これ 冬に登ろうと。 いや 確かに。
滑ろうと。
冬じゃなくても大変ですもんね。
すごいですねぇ。
そんな大雪山に 今回 冒険したのは
こちらの3人の方々です。
山岳ガイドで 世界40か国以上を
冒険してきた 奈良 亘さん。
スキーをしたくて
九州から帯広に移り住み
農家になった
石橋 仁さん。
そして 登山用品店の名物店長でしたが
この2月に退職を決意。
これからは
自分のために雪山を楽しむという
栃内 譲さん 60歳です。
皆さん道内在住で 雪山をきわめた
スペシャリストなんです。
あ!
その話を聞いて安心しました。
アハハッ! スペシャリストなんで。
そうじゃなきゃ こんな過酷な冒険ね
できませんからね。 そうですよね。
では この3人が挑む
北海道の究極の遊び方を
見てみましょう。
3月上旬。
大雪山麓のホテルで
男たちは 冒険の計画を
練っていた。
あの~ この当麻乗越 当麻岳。
この辺の…
頑張って北鎮岳行くとか。
その周辺の山も すごい
いい山 いっぱいあるから。
今回の旅を計画したのは
札幌在住の山岳ガイド…
大学生で目覚めて以来 雪山一筋30年。
遠征先は 北米最高峰
アラスカ デナリから
絶壁がそそり立つ グリーンランドまで
40か国以上。
未知のルートを見いだす冒険に
心を奪われてきた。
今回の冒険に奈良は
長年 信頼する2人の仲間を呼んでいた。
結構 風強いね。
同い年の農家…
山岳スキーのために 北海道に移り住んだ
つわものだ。
栃内 譲は 登山用品店の元名物店長で
「雪山は トッチーに聞け」と言われる存在。
ついに 旅が始まりますよ~!
(笑い声)
行きましょうか!
よっしゃ~!
レッツゴー!
で どっち向かって歩くんだ?
どこ行くの?
(笑い声)
最大風速20メートル。
横殴りの風が吹きつける。
だがそれは 困難の序章にすぎない。
いや~…。
3人の計画は
大雪山の懐深くに分け入って
1週間のテント泊。
いくつもの峰から
条件のいい斜面を選んで
アタックをかける。
求めるものがある。
世界最高と称され
鳥の羽のように ふわふわの…
それは スキーヤーに
極上の心地をもたらす。
パウダースノーとの出会いで
人生が変わったのが
最年長60歳の栃内だ。
小さい頃からスキー好き。
だが 運動が苦手で
競技で続けるのは諦めた。
そんな折 友人から
自然の山を滑るスキーを教わり
誰も踏み固めていない雪の感触の
とりこになった。
以後 夢中で滑るうち
その技術は パウダーを美しく滑る
世界大会で優勝するほどに。
今年 30年勤めた登山用品店を早期退職。
これが 右ターンで…。
今後は体力の限り 自分のために
パウダースノーを追うつもりだ。
表現は通じるか分かんないっすけど…
だが パウダーには
そう簡単に出会えない。
どうだい? 見た感じ 俺たちの予想は。
パウダースノーは 極めて軽く
風で たちどころに飛ばされてしまう。
歩くこと3時間 宿泊地に到着。
これから1週間
天気を読みながら 斜面を狙う。
翌日は 大雪で行動できず。
迎えた3日目
僅かに晴れ間がのぞいた。
このチャンスをついて 行動開始。
よ~し!
まずは 最も手近な
旭岳 北斜面を目指す。
♬「バッテリーはビンビンだぜ」
…ってね。
とりあえず じゃあ今…。
うん。
うん。
よし!
その日 どんな斜面と出会うのか?
それは 自分の足で
登ってみなければ分からない。
この日は読みが外れた。
固い?
うん。
前日 あれほど降ったにもかかわらず
風に飛ばされ 雪がない。
うわっ! ほぉ~!
滑走してみたが 斜面は固い。
見えてる?
あそこね。
午後1時。 思い切って
反対側の 当麻岳方面へ移動。
♬~
しかし午後3時
視界が きかなくなってきた。
♬~
ここは 安全第一
撤退となった。
4日目 再び吹雪。
むなしく時間が過ぎていく。
だが 男たちは元気だ。
そんなに急いで…
急ぐ必要ないだろうって いつも思う。
そうだよ。 だから これ…
(笑い声)
(笑い声)
雪山に のめり込むあまり 破天荒な人生を
送ってきた 農家 石橋の言葉は
不思議な響きを持つ。
貯金は全てスキーにつぎ込み
時に食費まで犠牲にして
雪山に向かい続けてきた 石橋。
仕事は金のためと割り切り
漁船に乗るなどしていたが
36歳で 一念発起。
(一同)いただきま~す!
理由は 趣味のためだけに働くのは
むなしいと思ったから。
それならと
やってみたかった農家に挑戦している。
(笑い声)
雪だ~!
雪山に 何を求めるのか?
満足することは ないのか?
全く… うん 知れないというか…
♬~
…しれませんよ~ 石橋さん。
いや するよ。 滑るよ。
うん。
♬~
お~!
♬~
この晩初めて
満天の星空が 3人の頭上に輝いた。
5日目の夜明け。
天気は この1週間で
最高の予報。
いや 今日 風がないしさ やばいよね。
ばっちり!
最高の天気が…
むしろ訪れた可能性がある。
(笑い声)
寒いけど。
3人が狙いを定めたのは
2日前 積雪がなかった旭岳の北斜面の
更に奥。
東斜面に積雪があると読んだ。
山頂からの大滑走を狙う。
♬~
朝7時 出発。
山頂までは およそ4時間。
♬~
今回の冒険の 勝負の1本。
♬~
脱いで ガレ場を歩く。
積雪は 依然として少ない。
あ~ あそこの雪ね。
そう。 だから…
いや 願ってますよ。
11時。
見えてきたぜ 山頂が~!
お~!
北海道の最高峰に到着。
着きました~!
やった~い!
イェーイ!
景色は もう最高!
ね! 最高だ!
最高だ 景色。
風も冷てぇけど。
風が冷たくて! 風で涙が出る。
そして 12時。
ついにスタート地点に立った。
あれ いいね あそこね。
ハハハハッ ほんとだわ!
「3 2 1…!」。
先頭は
奈良。
うわぁ~!
固ぇ!
固ぇぞ。
序盤は雪が少ない。
だが 大斜面。
あ~ イェ~! フォ~!
雪煙が あがり始めた。
フゥ~!
雪が ひさしのように張り出した
天然のハーフパイプを攻めあがる。
イェ~ 最高!
フゥ!
フ~!
お~!
お~…!
「スタート!」。
続いて 農家の石橋がスタート。
♬~
ワオ!
最高!
OK!
最後は 還暦のレジェンド 栃内。
♬~
♬~
♬~
自らの足で登った者だけが得られる
至福の時が そこにあった。
♬~
(一同)イェーイ! イェー!
いや~… 気持ちよかったよ。
気持ちよかったです。
レッツゴー!
帰るよ~! フ~!
♬~
到着~!
(一同)イェーイ!
大雪山。 どうですか?
やっぱね…
(笑い声)
そう言うと思ったな~。 俺も それが
いつ来るかなと思ってたけど…。
♬~
すごいきれいでしたね
パウダースノー。
きれい…。 景色もね ダイナミックで
きれいですけど
やっぱ このお三方が すごい
すてきだな。 で 今の
皆さんもね
テレビで ご覧頂いたと思うんですけど
事前に僕らも VTR頂いて
僕 4回目なんですけど
4回目でも
やっぱ感動したな。 いや そうですよね。
何度見ても感動する。
うん。 いや 何か いくつになっても
自分のやりたいこととか
好きなこと 追求して
何か 人生を楽しんでるっていうか
「最高!」っていう感じが
いや 何か すてきだなと思いました。
いや あの~ おじさん おじさんって
言われるかもしれないけども
確かに年を重ねると
気力や体力っていうのは
減退していくんですけども
それと引き換えに やっぱり経験値とか
上がってきてるから
こう その 冒険に対する
充足感っていうのは
より増していくんじゃないかなと…。
はぁ~。
いやぁ~ 僕も何か自分の好きなことを
突き詰めていかなきゃいけないかなと。
…ってことは
じゃあ 次は 鈴井さん 冬の大雪山…。
いや それは 僕は無理です。
それは無理ですけども…。 そうですね。
しっかりと経験と知識を積んで
ということですね。
はい。 というわけで 「北海道道」
それでは また金曜7時半に
お会いしましょう。 さよなら!
♬~
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