出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「ホッと一服!心にしみる茶源郷~京都 和束町~」[字]
旅の舞台は、京都府南部の和束(わづか)町。京都のお茶文化を支えてきた茶葉の一大産地「茶源郷」で、お茶をこよなく愛する人々と出会う、心にしみるほっこり旅。
番組内容
収穫真っ盛り!夏も近づく悠久のお茶の里で、新喜劇コンビがふくよかな味と香りに包まれる▽ひたむきに茶作りに励む若き茶農家。最高の「てん茶」は家族の絆の結晶▽じっくり時間をかけ味わう「煎茶」。最後の一滴まで注ぎ味わい尽くす至福の一服▽天ぷら、みそ汁、おにぎりにだし巻き…。お茶を知り尽くす料理人が生む「お茶料理」の数々に感動!▽茶源郷では「サバずし」もお茶入り?▽手作り器で「野草茶」、心和むひととき。
出演者
【出演】石田靖,酒井藍,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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- お茶
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- 和束
- 茶源郷
- 茶葉
- 茶畑
- 抹茶
- 本当
- アハハハハ
- 京都
- サバ寿司
- ホンマ
- ヨモギ
- 家族
- 作業
- 煎茶
- 茶殻
- 茶農家
- オリーブオイル
- お湯
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
スゴイですよ!
いや~…
大の仲よし
新喜劇コンビがやって来たのは
今が収穫真っ盛り 京都 和束の茶畑。
お茶の都 京都を
800年前から支えてきた
茶葉の一大産地です。
何でしょう? この包み込まれる感じ。
ねえ。 こりゃ 和むわ!
癒やしをくれる茶どころでは
いろんな味わい方で
お茶を楽しめます。
ぜいたく! 見てください。
ホンマや!
初夏にうれしい 抹茶のジェラート。
スゴイです!
味 ギュ~ッて してます。 濃厚!
味の余韻が スゴイ! …で 落ち着く。
ちょっと ほっとしないですか?
そう… 解放されますよね。
えっ?
茶畑の声?
ハハハハハ!
緑が包む
麗しの楽園 茶源郷です。
♬~
今回の「えぇトコ」は…
夏も近づく 茶源郷。
ふくよかな味と
香りに包まれた
ほっこり旅 始まります。
茶畑の上までやって来た2人。
下から見た時とは
また違う風景が広がります。
スゴイですね!
見て!
あの遠くも そうやし
こう 近くも そうやし。
きれい! わっ ここまで
上がってきたからこその
ご褒美やで これ。
うん!
山の急斜面に茶畑をつくることで
水はけと風通しがよくなり
お茶が おいしくなるのだそう。
あっ!
そんな山の茶畑で作業している人が…。
これ 何の作業をされてるんですか?
そっち行っていいですか?
はい。
近づこうとしますが…。
スゴイね!
いや この絵 スゴイぞ!
ごめんなさいね! スゴイ絵 スゴイ絵!
大丈夫か?
大丈夫?
やばい~! 皆さん スゴすぎる!
慎重に一歩ずつ。
なんとか到着しました。
おはようございます!
あ~ どうも。
お茶農家の林 嘉人さん。
妻のあゆみさん 弟の公造さんと
ご両親 家族5人で
お茶をつくっています。
和束のお茶農家のほとんどは
こうした家族経営。
新茶の刈り取りが始まると
仕事は収穫だけで終わりません。
夜遅くまで茶葉の加工。
休む間もなく働き続ける
家族 力を合わせた 汗の結晶です。
てん茶!
ほら来た! もう分からんやろ?
いや違う。
(笑い声)
抹茶のもととなる てん茶というお茶。
これを石臼でひくと
抹茶になるのです。
和束は
茶の湯の本場 京の都に近いことから
特に てん茶農家が多いといいます。
出来たばかりのてん茶。
特別に抹茶にする前の茶葉を
飲ませてもらうことに。
じゃあ 今から
てん茶 いれさせてもらいます。
わ~!
てん茶!
まず いただくのは 水出しのてん茶。
水で時間をかけて抽出することで
本来の甘みが引き出されるといいます。
色が透き通っているのが
いいてん茶の証しなのだそう。
てん茶農家ならではの
ぜいたくな飲み方です。
えっ?
お砂糖 入ってませんよね?
(笑い声)
優しい甘さですね!
全然 お茶の渋み 苦みがない。
続いて お湯でいれた てん茶。
香りと適度な渋みが引き出されます。
ただし
熱湯だと渋くなり過ぎるのだそう。
そうじゃないと駄目やと思ってました。
あ~。
ぬるめのお湯でいれた
てん茶。 お味は?
おいしい! 口に含んだ瞬間に
うまみが わき立ちますね。
うまみが ちょっと強なってる。
さっきは甘みが勝ってたんですけど。
これ スゴイな~。
感動のおいしさをくれるお茶。
林さんは てん茶だけでなく 紅茶など
さまざまなお茶づくりにも
チャレンジしています。
スッゴイ好みです!
家族と共に力を合わせて
ひたむきに お茶づくりに励む林さん。
実は中学3年の時 大病を患い
命を失いかけました。
その時 ドナーとなってくれた弟。
お茶をつくりながら
寝る間も惜しんで看病してくれた両親。
家族一丸となり献身したおかげで
命をつなぎ…
継ぐことができて
ありがたいと言う林さん。
それ以上に両親は
継いでくれたことがありがたいと
林さんに感謝しています。
息子さんが やるわ
やりたいって…。
そして林さんに嫁いでくれた
あゆみさん。
本当にありがたいといいます。
何か すてきやなって思ったんが…
何か 全てのことに。
「そうそう 分かる分かる」って。
つながる家族の思い。
一緒に手を動かせる茶畑にいる時が
一番幸せだといいます。
緑に覆われた茶源郷には
幸せの風が吹いています。
続いても 茶畑へ。
ここは ふだんよく飲む
煎茶の茶葉をつくっている畑です。
見て! スゴイよ。
うわ~! アハハハハ!
これは和むわ!
あっ…。
そんな畑で…。
おはようございます!
はい こんにちは。
スゴイとこですね!
今 何の作業されてるんですか?
びっしりと すき間なく植えられた
お茶の木の間を
人が通れるように刈っていた…
刈り終わる場所で待つことに。
おい おい! あっ ここや!
ここ来るで ここ。
来た 来た!
来た 来た 来た!
お~! スゴイ!
スゴイ! ホンマにきれい!
ありがとうございます。
うわ~ 何これ!
ハハハハハ! めっちゃ気持ちええわ。
ええでしょ?
これは?
作業しやすいためにされるんですか。
あと まあ…
そういうことです。
刈った茶葉が日当たりのよい土にかえり
肥料となるのです。
いい土で育った茶葉。
そのまま 生で食べてみます。
あ~! もう お茶飲んだ感じでしょ? 今。
うん!
おいしい。 今 唾がおいしい。
アハハハハ!
おいしい煎茶を
丹精込めてつくっている籠嶋さん。
お茶に関係の深い道具も
つくっています。
茶しゃく?
千 利休とかが使ってた?
あ~ そう 千 利休さんがね。
抹茶をすくう道具 手づくりの
茶しゃくを見せてもらうことに。
仕事が終わるのを待って
ご自宅へ伺いました。
縁側で。 はあ~ 絵になるな!
趣味で始めた茶しゃくづくり。
材料となる竹を
小刀一つで器用に削っていきます。
うわ~!
アハハハハ!
趣味レベルじゃない スゴさですよね。
きれいに節をそろえて
まっすぐにつくられた茶しゃく。
お茶の席によく似合います。
そんな茶しゃく 2人も
つくらせてもらいました。
これ スゴイ気持ちいいんですけど。
静かに何かに没頭する。
忙しい暮らしの中で忘れていた
貴重なひとときです。
目指していた形とは
かなり違った仕上がりですが…。
どうですか?
アハハハハ!
優しいから。
どっしりした
いい茶しゃくやと思います。
優しい! 石田兄さんのは?
(笑い声)
世界に一つ。
立派に 抹茶を
すくうことができます。
抹茶や!
(笑い声)
そっか。
ホヤホヤや!
ホヤホヤ。
てん茶と違い
もんで仕上げた煎茶。
もむことで お茶のうまみを
引き出すのだそう。
さっき見てきた葉っぱの色とは
全然違いますね。 ちゃうよな。
この日は 70℃のお湯で
およそ1分半。
うまみが花開くまで
ゆっくり待ちます。
待ってる間も ほ~っとするやん。
そう。 スゴイ ほっこりするんですよ。
それも含めて
我々は今 味わわしてもうてるみたいな。
ぜいたく。
いよいよ 煎茶をつぎます。
最後の一滴に
うまみが凝縮されているため
全て注ぎ切る。
お茶のプロが摘み 加工し いれてくれた
入魂の一服です。
はあ~! あっ 全然また てん茶と違う!
違う。
濃いというよりも すごく深みがある。
スゴイ! 舌触れた瞬間に
ど~っと押し寄せる。
甘さがしみ渡る。 また
これ マスクの中やから充満してる。
最高のお茶で和む 至福の時。
いいですよね。 おうちで
今の時期やからこそ できますよね。
知るほどに幸せをくれる
奥が深い茶源郷です。
はあ… ほら!
スゴイね 和束。
どこ歩いても やっぱり茶畑が…。
本当に!
お茶の香りに包まれた里で
更に深くお茶を楽しむ人に出会いました。
こんにちは。 こんにちは~。
こんにちは~。
何されてるんすか?
これをちょっと
天ぷらにしようかなと思って。
えっ? 天ぷらありますか?
アハハハハ。
和束では お茶も
食べるのが当たり前なんだそう。
茶農家に生まれ育ち
お茶のよさを知ってほしいと
農家民宿を営む 北 紀子さん。
料理をはじめ お茶尽くしで
来る人をもてなしています。
茶風呂って…。
お茶の成分を
お湯に溶かした茶風呂。
香りに包まれ
リフレッシュできるのだそう。
お湯加減 いかがですか?
茶加減!
香りが スゴイの!
めちゃめちゃ気持ちええわ。
お茶風呂いかがでしたか?
(笑い声)
お茶だけに。
お茶につかったあとは一服。
さすが和束の茶農家
こちらも てん茶です。
甘いですね~。
飲んだ瞬間に
スゴイ穏やかな風が
ス~ッて入ってきたような感じがする。
あ~ また風呂つかってる感じ。
(笑い声)
更に…。
お茶をいれたあとの茶殻。
和束では 昔から…
大体 茶殻に7割ほど
成分 残っちゃってるんですよね。
はあ~! いい成分
まだ残ったままなんですよね。
そうです そうです。
オリーブオイルと塩をかけて
いただくのが 北さんおすすめの食べ方。
おいしいね~。
最初 塩とオリーブオイルが
ピュッと顔出すけど
あと また お茶 しばらく ず~っと。
ほんで きめ細かいですね!
ちゃんと お茶の味もするし
渋みもあるんですけど
オリーブオイルが こう
まろやかにしてくれてる。
お待たせしました。
そして いよいよ
お茶の天ぷらをいただきます。
摘んだばかりの茶葉に衣をつけ
1枚ずつ揚げていくことで
軽く さっくり仕上がるといいます。
そのお味は?
これ お茶のね 渋みが ちょうどいい!
摘みたてのお茶の
ほのか~な苦みがええわ。 はい!
旬をいただいてる感じがする。
う~ん!
更に…。
なんと お茶を注いでつくる お味噌汁。
そのお味は?
おいしい!
お茶の香りっていうのは ないですね。
うん! うまみとか深みとか
スゴイ 味がしっかり感じる。
え~?
いや ダシになるんか!
お茶のうまみで ダシを使わなくても
おいしくなるといいます。
ほかにも茶源郷のお茶料理は
茶殻を混ぜた自家製味噌のおにぎりに
茶殻を入れた だし巻き卵。
おいしい! ちゃんと
その茶葉の味が出てくんねん。
こんな合いますか?
何これ。 おいしい!
食べてもおいしい
お茶のよさを
もっと知ってほしいという
北さん。
しかし 子供の頃は
そうは思えなかったといいます。
もう全然…。
最盛期の時に。
そうなんですよ 一番忙しい時で。
誕生日お祝いも なしな感じで。
常に…
へえ~。
22歳の時 京都の町なかで勤めだし
お茶とは無縁の日々を過ごしました。
そんな北さんが
農家民宿を始めることになった
きっかけがあります。
6年前 母と共に旅行した際
旅先で知り合った人に
和束から持っていったお茶を
飲ませた時のこと。
…って言ってくださる方ばっかりで。
あ~!
…で その時に
母が 今までずっと 30年以上
畑にばっかり行ってたから
自分のお茶を飲んで
スゴイおいしいって言ってる顔を
初めて その時に直で感じたというか…
その笑顔が忘れられず
農家民宿を開きました。
訪れた人が お茶のおいしさに
景色のすばらしさに感動する度
この地に生まれて
本当によかったと
思えるようになりました。
ねっ 最初の人とか
本当の何もない急斜面を開墾して
機械とか何もないところに 一から まず
畑つくりだしたんですもんね。
そうですね。
それが脈々と流れてんねんから
いや めちゃめちゃ いいとこですよ。
めっちゃ いいとこ。
町の中央を流れる和束川。
そのほとりに現れるのが…。
うわ~ スゴイ! ちょっと!
何これ!?
断崖に刻まれた磨崖仏。
人々は この仏に見守られながら
川に入り 穢れを清めたのだそう。
確かに!
続いて 京都ならではの
おいしいものがあると聞き
向かったのは地元の食料品店。
こんにちは~。
失礼しま~す!
すみません。 おいしいもんがあるって
お聞きしたんですけど。
あ~ サバ寿司?
京都に伝わるサバ寿司。
和束でも食べられてきました。
人々が五穀豊穣を願う和束天満宮。
お祭りの時に欠かせないのが
サバ寿司なんだそう。
井上さんご夫婦自慢のサバ寿司
いただくことに。
分厚く切ったサバをのせるのが
和束流です。
そのお味は?
サバの厚みと
酢飯の詰まり具合が スゴイから
甘みが グワンッて!
こちらは酢飯に しめサバを混ぜ
茶葉をのせた その名も…
めちゃくちゃ おいしい! お米の甘さと
違う うまみが出てますよね。
これ お米も めっちゃおいしいですよね。
おいしい!
お茶だけでなく おいしい実りも育む
ふるさとの清き水。
ずっと暮らしていたい茶源郷は
緑と おいしいものに あふれています。
さまざまなお茶を満喫してきた2人。
続いては?
あっ こんにちは。 それは?
ヨモギとか。
ヨモギを?
飲むの?
飲むんです。
で どこにあるんですか? その…。
あっ ホンマや! あるわ あるわ!
普通に生えてるんですか!? ヨモギ。
これが カキドオシ。
これ カキドオシっていうんですか?
野草も お茶にする。
これも茶源郷の知恵です。
摘んでいたのは堀 弘行さん。 実は…。
あ~!
あっ!
窯 あるわ。 お仕事が陶芸なんですか?
いえいえ。
1年に1回だけ楽しむには
この窯 スゴすぎませんか?
昔ながらの手づくりの穴窯です。
うお~!
この窯で焼き上げた器が…。
うわうわうわ…!
エヘヘヘヘ!
あ~ スゴイ!
スゴイ量!
実に 200以上! 形も色も
さまざまな器が並びます。
お茶をじっくり味わうために
器にも こだわるのです。
更に…。
うわ~ ちょっと待って!
森のウッドデッキ。
お茶をより深く味わえる
こだわりの場所。
自分でつくりました。
これ ず~っと緑に囲まれてんで。
癒やしの空間ですね ここ。
緑に包まれた中で
ほっとする一服。
ヨモギ茶をいれて
いただきます。
私たちの知ってるヨモギじゃない。 丸い。
舌触りが きめ細かい感じがします。
ス~ッと まろやかになってる。
そして最近 健康茶として
人気だという カキドオシ茶。
何じゃ そりゃ。
えっ?
好奇心旺盛な堀さん
どんなお茶か知りたかったのだそう。
まずは その香り。
草の香りなんですよ。
あれ~? 草です。
しかし 飲んでみると…。
スッゴイ まろやかで
めっちゃ うまいっすわ!
私は好きかも。 ハーブティーっぽい
味がしますよね。 うんうん そう…!
心をほぐし
和ませてくれる茶源郷。
それが結局…
おおらかで優しい人を生む
心にしみ入る茶源郷です。
ええ時間ですね。
本当 ええ時間。
追われてるとか 社会情勢のこととか
考えるとかいうよりか もう
本当に気持ちが丸くなって帰れるのが
いいですね。 はい。
私 めっちゃ丸なってません?
ホンマやな。 だいぶ丸なったな。
もっと細かってん 初めは。
だいぶ 和束 長いですね。
はい。
(笑い声)
♬~
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