出典:EPGの番組情報
ポツンと一軒家 瀬戸内の岬の先端に絶景!陸路の見えないポツンに家族ヒストリー[字]
衛星写真で発見!“何でこんな所に?”という場所に、ポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索!
◇番組内容
【山口県】
瀬戸内海に面した小さな岬の先端に“ポツンと一軒家”を発見!集落で衛星写真を確認してもらうと、かつては100歳になる女性が住んでいたそう!ガードレールのない川沿いの道を慎重に進むと、今度は真っ暗で先が全く見えないトンネルが…。恐る恐るトンネルへと入ると、そこへ対向車が!
◇出演者
【司会】所ジョージ
【パネラー】林修
【ゲスト】菊池桃子、柳楽優弥
◇ナレーション
緒方賢一、小山茉美
◇おしらせ
☆お知り合いの『ポツンと一軒家』を教えてください!☆番組HP
https://www.asahi.co.jp/potsunto/
☆Twitter
https://twitter.com/potsun_abctvジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
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- 捜索隊
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- 手入
- 年前
- タコ
- 老人ホーム
- カワシマ
- 海辺
- 実家
- 集落
- 昭和
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
『ポツンと一軒家』 次…。
もう ええ…。
<衛星写真を拡大すると
見えてくる>
<人里離れた
<いったい
<こんな所に
暮らしているのだろうか?>
(捜索隊)うーわ…
(捜索隊)怖いな
(捜索隊)通れるんですかね?
(捜索隊)左 大丈夫ですか?
(捜索隊)うわ 狭いな ここも
(捜索隊)うわ 狭い 狭い
狭い 狭い
(捜索隊)うわ すごい
このトンネル 真っ暗だな
(捜索隊)下が砂利で
舗装もされてないです
(捜索隊)本当ですね 荒れてますね
おっ ここは きれい 絶景ですね
海が広がってますよ
うわ 海 めちゃくちゃきれいだな
<いくつもの難所を抜けて
たどり着いた絶景の入り江には
忘れ去られた歴史と
苦難の時代を生き抜いた
家族の営みがあった>
<今夜も
(スタジオ内 拍手)
菊池さん いかがですか?
このポツンと一軒家っていうのは
もう 大好きです
私は 東京生まれ 東京育ちなので
田舎に憧れがあって
きれいな空が見えるとか
自然を めでたいみたいなのは
すごく…
だけど 今 地方移住とか
自給自足とか はやってるので
すごい興味あります
あと この番組 大好きです
いいね
ありがとうございます
ありがとうございます
そんなわけで
全国民に愛される この番組
おっ いいね
今回のは
こちらです
中国地方 山口県 行きましたね
あっ 久しぶりに海ですよ
海沿い これ いいね
本当に岬の先端の所で
ここに おうちが
で 畑も きれいに見えますね
で 道が見えないんですよ
(菊池)えっ?
だから スタッフは もしかしたら
船で攻めた可能性が…
船で攻める?
(菊池)そうですか
どう思います?
きれいに整備されてるので
お若い方がバリバリと
これ 整備を
毎日 されてるんじゃないかと
思います
ただ この立地なのに
ボートとかが置いてないですよね
本当だ
そうなんですよ
漁師さんとか… 違いますよね
船ないのに 漁師さんでいく?
手で取れるもの…
あっ 海辺にあるものを
取ってくるっていう…
あと この間 映画で
「タコの神秘」っていう映画を
見たんですけど
すごい
タコって頭いいんですよね
人間と
コミュニケーション取れるぐらい
また
だから 今 タコ熱が すごいので…
タコ熱?
ちょっと こう タコと…
柳楽君は 今 タコ熱が すごい?
出てくるといいですね
(柳楽)ちょっと
タコと関わっててほしいなって
思いました 今
タコ 干してたりとかするのね
グルグル回しながらね
<衛星写真で見つけた
山口県のポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索開始>
でも 村の方
意外と知ってるかもね
あそこ 突先にあるからね
いい場所だな
(捜索隊)あっ いらっしゃいますね
(捜索隊)私
(捜索隊)すいません
よろしいですか?
(捜索隊)そこがですね
知ってんだ
<なんと 名前を即答>
<幸運にも いきなり
ポツンと一軒家を知っている人に
出会えた>
有名だ
カワシマさん
確かに
目立つ位置にありますもんね
(捜索隊)おばさん?
本当ですか?
すみません すみません
あっ 移動図書館
そうか そうか
(捜索隊)移動図書館なんですか?
(捜索隊)あっ 月に1、2度 へえー
<田んぼの脇の道に止まっていた
やまびこ号と書かれた
トラックは
<昭和32年から 2週間に1度
図書館がない地区 10か所に出向き
子ども用の絵本から
小説や実用書など
<ほかに読みたい本があるときは
頼めば
取り寄せてもらえるそうだ>
(捜索隊)へえー
娯楽になってんだね これが
いや これ
全部 納得するものばっかりですね
「80からの楽しみ方」
(捜索隊)すいません
そこに だから…
(捜索隊)トンネルを2つ
抜けていく?
(捜索隊)トンネルを抜けた先に
家があるんですか?
(捜索隊)100歳ですか
ええー!
(捜索隊)ええー?
(捜索隊)おばあちゃん
老人ホームに入られてて
(捜索隊)そうなんですね
<廃線の下を通って
トンネルを2つ抜けた先にあると
教えてくれたポツンと一軒家は
御年100歳のおばあちゃんが
住んでいたというカワシマ家>
<おばあちゃんは 今は
老人ホームに入っているそうだが
娘さんが毎日のように
畑仕事に来ているという>
(捜索隊)へえー
(捜索隊)そうなんですか
わかりました
(捜索隊)行ってきます
(捜索隊)ってことでしたね
(捜索隊)でしたね
<などと話をしていると…>
(捜索隊)うわっ
ああ 車でギリギリ
いけんのかなって感じだよね
<そこは すぐ先に海が迫る
河口付近>
<川べりに続く
車1台分の幅しかない
狭い道には
ガードレールも縁石もない>
<少しでもハンドル操作を誤れば
川に落ちてしまう>
ここを 毎日のように
通ってるんですか?
<なんとか無事に
その難関を抜けると
目の前に…>
(捜索隊)よし
<さっき お母さんが教えてくれた
廃線の線路だろうか>
<その高架下を くぐる>
ここも 昔は
電車 走ってたんですね
景色がいいから
気持ちいいでしょうね その電車
うわー
(捜索隊)はい お願いします
(捜索隊)ああー 隣 線路ですね
なんか やりようないのかな?
この線路 使って
確かに
ねえ あの景色 見るのにね
(捜索隊)あっ 目の前
トンネルが見えてきましたね
(捜索隊)トンネルや
トンネルだ
<これが
お母さんたちが言っていた
トンネルのようだ>
<古いレンガ造りの
いかにも時代もののトンネル>
<すぐ隣の
線路が通るトンネルよりも
一回り小さく 中は真っ暗だ>
どのくらいあるんでしょうね?
距離
<恐る恐る 真っ暗闇のトンネルに
入っていく捜索隊>
<と
えっ?
うわー
(捜索隊)さっき おっしゃってた…
(捜索隊)カワシマさん?
(捜索隊)バックして
<なんと 向こうから
車が走ってきたではないか>
<もう このトンネルの先は
行き止まりのはず>
<もしや
カワシマさんの車だろうか?>
そっか カワシマさんしか
使わない道ってことですね
<まずい! 声をかけたが
ははははっ
(捜索隊)すみませーん!
(捜索隊)こんにちは
<よかった すぐに気づいて
止まってくれた>
(捜索隊)すいません
(捜索隊)今…
(捜索隊)あっ そうだったんですか
カワシマさんという方で
こちらの方 行ったら
いらっしゃるよ
ということだったんで
お伺いしてたんですけども
<間一髪>
<奇跡的なタイミングで出会えた
こちらの2人が
ポツンと一軒家を
管理しているという
河島伸子さんと
ご主人の勝行さん>
<畑仕事を終え
家に帰ろうとしていた
河島さん夫婦だが
ありがたいことに
わざわざ戻ってくれることに>
どっかでUターンしてくるんだね
(捜索隊)Uターンして
来てくださるのかな
(捜索隊)戻ってきてくださる
ってことなんで
なんか
軍の施設みたいな感じしますね
本当だね じゃなきゃ
造んないですもんね トンネルね
うーん…
ああ なるほど
(捜索隊)あっ 本当だ
(捜索隊)これ なんですかね?
(捜索隊)あっ 本当だ
(捜索隊)なんですかね?
避難所みたいな?
(捜索隊)ああー…
(捜索隊)ええー すごい
なんか
ますます軍の施設っぽいですね
ぽいですよね
(捜索隊)下が砂利で
舗装もされてないです
(捜索隊)本当ですね
っぽいですね
そうですね
(捜索隊)2つ目ですね
<1つ目のトンネルを抜けると
すぐ
狭くて照明のない
真っ暗なトンネルが もう一つ>
<ここを抜ければ
ポツンと一軒家が見えるはずだ>
(捜索隊)線路ですね
(捜索隊)おおー
(捜索隊)うわー
海 めちゃくちゃ綺麗だな
<ついに 衛星写真で見つけた
山口県の
<トンネルを抜けた先に
現れたのは
瀬戸内海に突き出した絶景の岬>
<その突端に
きれいに整備された畑が広がり
鮮やかな
赤瓦の平屋の家が建っていた>
<衛星写真と比べてみても
<ここで間違いない>
はい
<トンネルを出た所で車を止め
河島さん夫婦を待っていた
何?
(警報音)
(捜索隊)これ?
廃線じゃなかった
ってことですか?
あっ 電車が来ました
電車も?
えっ!
<なんと トンネルを抜けて
電車がやって来た>
<廃線だと聞いていたが
そうではなかったようだ>
あら…
速っ!
すごい両だよ
4両分ぐらいあったよ 今
あれ?
<河島さん夫婦の車が
わざわざ Uターンして
戻って来てくれた>
(捜索隊)すいません
(捜索隊)果樹園だったんですか
桃とか みかんとかね
(捜索隊)あっ 桃と みかん へえー
(捜索隊)この海沿いをですか?
(河島)そうそうそう 海際
(捜索隊)そうなんですね
(捜索隊)あっ 撮り鉄ですか?
これ… これ 見に
(河島)これは 本線じゃ 山陽本線
(捜索隊)あっ そういうことか
ああ そういう意味での廃線か
ああ そっか そっか
(捜索隊)蒸気機関車 へえー
だから舗装してないんだ
うん
じゃったかの? これが
ああ なるほど
<今 車で通ってきたトンネルには
かつて 線路が敷かれ
蒸気機関車が
走っていたのだという>
<明治30年頃に開通した当時は
上下線の機関車が
同じ線路を走る単線だったが
昭和30年頃 隣にトンネルを掘って
線路を増やし 複線に>
<その後 昭和39年
鉄道の電化に伴い
古い下り線の線路を取り払って
反対側に線路を増設し
現在の形になったそうだ>
なるほど
(捜索隊)海岸沿いを回る!?
はい
(捜索隊)はい
(伸子)あそこ
(捜索隊)はいはい
(伸子)だから あっちの
ええー
そういうことなんだ
なるほどね
これ 悩むとき あんだろうね
戻ったほうが早いか
避難所 行ったほうが早いかって
うんうんうん
<なんと もともと
家と集落をつなぐ道はなく
潮が引いた時は 浜辺を歩き
満潮の時は 蒸気機関車が通る
トンネルの中を
歩いて行き来していた
というではないか>
<天井が蒸気機関車の煙のすすで
真っ黒になった
レンガ造りのトンネルは
完成から120年以上>
<老朽化が激しく
いつまで通れるか
わからないという>
<現在 100歳になる
おばあちゃんも
海辺のポツンと一軒家に
住んでいたころは
トンネルの中を歩いて
集落と行き来していたそうだ>
でも 結構 距離もありますよね
ありますよね これ
これ 歩いてたんだ
うん
(河島)うん 10年か そこら
(捜索隊)10年ぐらい前からですか
(捜索隊)へえー すごいな
(捜索隊)へえー
(捜索隊)なんか ありますね
(捜索隊)ああー
(捜索隊)牛!?
(伸子)はい
よく暴れなかったね
(捜索隊)あっ そうなんですか
はい
<昭和の初めごろ
沖に浮かぶ大津島に
田んぼにする平地が
ほとんど無かったため
島の住民が わざわざ
船に牛を乗せて海を渡り
ここに田んぼを造って
稲作をしていたという>
<線路脇の朽ち果てた廃屋は
その人たちが
時化で島に帰れないときに
寝泊まりする小屋だったそうだ>
(捜索隊)ああ すごっ
無いです
(捜索隊)へえー
(捜索隊)あっ へえー
(捜索隊)50年以上前には もう
いらっしゃらなくなって
河島さんち だけになった?
(伸子)はい そうです
(捜索隊)そうだったんですね
(捜索隊)泊港?
(捜索隊)へえー
(河島)それで
(捜索隊)あっ そうなんですか
(捜索隊)そうだったんですね
<帆に追い風を
はらんで進む帆船が
瀬戸内海を行き交っていた時代
この入り江は
台風や時化から避難し
追い風を待つための
風待ち港として
にぎわったという>
へえー こんなにたくさん
すごい写真
<多いときには
100隻以上の帆船が停泊し
食料品を売る商店や
銭湯などもあって
随分 栄えていたそうだ>
<しかし それも今は昔>
<当時のにぎわいの
名残をとどめるものは
何一つない>
こんなにきれいに
なくなっちゃうんだ
<河島家が建つのは
その入り江に面した岬の先端>
<海辺に続く 石垣の堤防の上を
歩いて行くのが
家にたどり着く 唯一のルートだ>
(伸子)うち
(捜索隊)はい
(捜索隊)あっ そうなんですか
(伸子)はい
<現在 100歳で
老人ホームに入所している
伸子さんの母 君子さんは
沖に浮かぶ大津島の出身>
<今から73年前 昭和23年に
島の幼馴染みだった
正さんと結婚>
<夫婦で正さんの実家の
農家を手伝っていたが
子供が生まれ 農家だけでは
生計が立たなくなった>
<そこで 伸子さんが生まれる前
現在の河島家から
50メートルほど手前に建っていた
中古の家を購入>
<正さんの父と 長女を連れ
一家4人で大津島から
移り住んだのだという>
<その最初に買って住んだ家は
もともと 泊港で栄えていた時代
(捜索隊)はい
へえー
(伸子)無いですね
(捜索隊)ああ そうだったんですか
(捜索隊)えっ!
(捜索隊)そうなんですか
(伸子)って聞いてます
(捜索隊)あっ そうなんですね
(捜索隊)えっ!
(捜索隊)ええー
姉が言ってましたけど
(捜索隊)あれ 井戸だったんですか
(捜索隊)あっ そうなんですか
<台風で高波をかぶり
住めなくなった家は解体し
64年前 両親が場所を移して
新たに建てたのが 今の家だ>
(捜索隊)へえー
(捜索隊)あっ 石垣ですか?
(伸子)はい
へえー
うわー 大変だ
立派だな
(河島)切石って
(捜索隊)あっ なんか
手入れされてるんですか?
(河島)それじゃけん 目地がね
やっぱり もう 離れてね
(捜索隊)あっ そんなことも
されてるんですか
(河島)うん
(捜索隊)すごいですね
<新しい家を高波から守るために
石切り場で働いたこともあった
父 正さんが築いた擁壁>
<山から切り出した石を
自ら加工し
海岸沿いに2m近くも
積み上げたというから すごい>
あれ 人の力でやったんですね
ですね
すごいな
はあー
<その擁壁で固めた堤防の上を
岬の先端まで歩けば河島家>
<毎日 ここを往復して
畑仕事に通っているという>
<昔 蒸気機関車が通っていた
古いトンネルをくぐり
堤防の上を歩いて行くしかない
岬の先端に建つ
ポツンと一軒家 河島家>
お手入れが行き届いてる
<堤防沿いに植えられた
たくさんの松の木も
父 正さんが
海から吹きつける潮風から
畑を守るために
植えたものだそうだ>
(捜索隊)うわ すごい
きれいにされてる
(捜索隊)へえー
<もともとは
1人暮らしをしていた
おばあちゃんが
自分が食べる分だけの野菜を
育てていたが
勝行さんが その畑を
大きく広げたのだという>
(捜索隊)ご実家で…
はい
(捜索隊)先ほど おっしゃられた
はい
<64年前に建てられた
赤い瓦屋根の平屋建て>
<かつては この家に
伸子さんの両親と祖父
そして 姉妹4人
河島家の親子3世代7人が
暮らしていたという>
<父 正さんが たった一人
鍬1本で開墾したという
かつての果物畑>
<すり鉢状の段々畑を造り
下には みかん
上には 桃の木を植え
果樹園を始めたという>
へえー
石垣も造られたんですね
そう 石垣も畑も… はあー
(捜索隊)船?
はい
(捜索隊)えっ?
(捜索隊)そうなんですか
(捜索隊)芋船
こうやって運んでたんだ
みかん船って
江戸時代に出てきそうですけどね
<ここは
車で出荷できる道が無いため
収穫した桃や みかんを船に積んで
ほかの島や集落に
売りに出ていたという>
<当時 瀬戸内海では
そうした行商を行う船が
よく見られたそうだ>
ああー そうか
そういう背景もあるんだ
袋を作って…
ちょうどいい袋なんて
そのころ 売ってないもんね
そうですよね
(捜索隊)デリケートだからですね
(捜索隊)ああー
(捜索隊)ははははっ
(捜索隊)へえー
<伸子さんが子どものころ
桃やみかんの
箱詰めの手伝いをしていたのが
畑の奥に建つ この小屋>
(捜索隊)あっ
(捜索隊)ああー 本当だ
木の箱になってる
(河島)ああいうのに入れて
出荷しよった
(捜索隊)へえー
失礼します ああー すごい
(伸子)だから
(捜索隊)はあー
<伸子さんの
<4人の娘たちも
手伝い
家族 みんなで
働いたおかげで
生活に困ることも
なくなったという>
<だが 45年前 父 正さんが
57歳の若さで他界>
<夫に先立たれ
4人の娘たちが
独立してからは
たった一人
海辺のポツンと一軒家で
暮らしていた
母 君子さんだったが…>
<今から10年前
90歳のときに
車椅子が必要となり
1人暮らしが
難しくなったため
老人ホームに入所>
<それ以来
4人姉妹の末っ子の伸子さんと
ご主人の勝行さんが
ほぼ 毎日
自宅から車で30分かけて
誰もいなくなった実家に通い…>
<畑の手入れや草刈り
松の木のせんていなど
広い敷地の管理を
続けているという>
すばらしい
ああー
そういうことだったんですね
(捜索隊)へえー
<もともとは 君子おばあちゃんが
自給自足のために耕していた
小さな畑が
1つ あっただけだったが
野菜作りにハマった勝行さんが
この10年で その規模を
10倍ほどに広げたのだという>
広げましたね
すごいですね
(捜索隊)そうなんですか
(捜索隊)へえー
そうだったんですね
(捜索隊)うわ いっぱい…
(捜索隊)麦? 麦って
(捜索隊)小麦
(捜索隊)はいはい
(捜索隊)えっ
(捜索隊)へえー
(捜索隊)あっ カラス避けですか
(捜索隊)それでですか
(捜索隊)はあはあ はあはあ
(捜索隊)へえー
(捜索隊)ジャガイモ
(捜索隊)へえー 夏野菜
(捜索隊)へえー
<全く縁のなかった野菜作りを
独学でマスターしたという
勝行さん>
<45年前
職場の友人の紹介で
総合病院の看護師だった
伸子さんと出会い
交際を始めて1年後の
<4人姉妹で
跡取りのいなかった
河島家の籍に
入った>
<2人のまな娘も良縁に恵まれ
嫁いでいき
60歳で定年退職を迎えると
時を同じくして
義理の母が老人ホームに入所>
<それからというもの
あるじがいなくなった
妻の実家の広い敷地を手入れし
畑仕事に精を出す日々>
<築64年の傷みの出やすい
海辺の家も
たびたび 修繕しているという>
(捜索隊)ああー
はあはあ はあはあ
(河島)そうそう
あれを やっとかんと
(捜索隊)ああー
(捜索隊)あっ 勝行さんがですか?
(伸子)ええ
器用だな
(捜索隊)あっ 本当だ
(捜索隊)へえー
すごい なんでもできる
奥さんに こんなこと言われると
うれしいだろうな 今
優しい
<家の中も
湿気でカビてしまわないよう
時々 窓を開けて
風を通しているそうだ>
(捜索隊)失礼いたします
<道もない岬の先端に建つ
ポツンと一軒家 河島家>
<100歳の君子おばあちゃんが
90歳まで
1人で暮らしていたという
その家の中は…>
(捜索隊)ああー
(伸子)あっ
ヤモリがいた
(捜索隊)おおー
(捜索隊)ああー すごい
<南向きの掃き出し窓を開け放つと
目の前に広がるのは
勝行さんが
きれいに手入れした庭と畑>
<北側の窓からは
穏やかな瀬戸内の海と
山並みを一望>
<両方の窓を開けると
気持ちのいい風が
家の中を吹き抜ける>
うわー すてき
なんだ これ
(捜索隊)じゃあ ここ 寝室として
使われてたんですか?
(伸子)はい 使ってましたね
子供の時は
(捜索隊)ははははっ
(捜索隊)あっ これ 堀り炬燵の…
(捜索隊)へえー
ああー なるほど なるほど
あっ 残ってはいるんですね
(伸子)はい
(捜索隊)へえー
(伸子)練炭炬燵とか…
懐かしい 昔 あった
ありましたよね
(捜索隊)へえー
(捜索隊)なるほど
(捜索隊)へえー
(捜索隊)へえー
五右衛門風呂だったんですか?
(伸子)ええ
(捜索隊)台所とお風呂の床
つながってないですけど
(捜索隊)ええー!
(スタジオ内 笑い)
(捜索隊)そうやってですか?
ウソでしょ?
本当
(捜索隊)そういうことなんですか
なるほど
それこそ
(捜索隊)へえー
(捜索隊)ええー
(捜索隊)ええー?
ええー 本当ですか?
<88歳まで あの真っ暗で
足元がガタガタのトンネルを
抜けて
1.5キロほど離れた集落まで
歩いて通っていたという
君子おばあちゃん>
<老人ホームに入った当初は
また家に戻って
暮らしたいと
言っていたそうだが
それから10年がたち
去年 施設で
100歳の誕生日を
迎えたそうだ>
すごいわ
(伸子)5年ぐらい前かな
<君子おばあちゃんが
再び ここに戻って
生活することは
難しいかもしれない>
<それでも これまでどおり
手入れを続けるという
河島さん夫婦>
<おばあちゃんがいなくなったあと
一時 草木が生い茂って
藪に覆われていたという
広い敷地>
<10年前 勝行さんが
手入れを始めたとき
ある物を見つけたそうだ>
なんでしょう?
(河島)それがね
(捜索隊)ああー
ほんでね ずーっと 私が
桜が出てきた
すばらしい
復活したのね
(捜索隊)それこそ
桜は 繊細なんですね
<90歳まで ここで暮らした
君子おばあちゃんも
この桜のことは
知らなかったらしく
一度 春に戻ってきた時
満開の桜を見て驚いていたそうだ>
<そのとき
おばあちゃんが
娘の伸子さんに
話していたのが…>
(捜索隊)あっ そうなんですか
はい
<そんな母親の願いを聞いた
伸子さんと勝行さんが
きれいに手入れをした
実家の敷地で始めたのが…>
(捜索隊)集まってるんですか?
皆さんで
(河島)ちょうど ええかなと思って
(捜索隊)ブルーベリー?
(捜索隊)へえー ああー
(捜索隊)へえー
<ブルーベリーが収穫できるのは
3年後>
<孫の喜ぶ顔を思い浮かべ
畑仕事に精を出す>
<望みどおり
みんなの憩いの場所になった
ポツンと一軒家>
<100歳の君子おばあちゃんも
ひ孫とのブルーベリー狩りを
楽しみにしているに違いない>
(スタジオ内 拍手)
なんだろう これ うらやましい
すてき
最後の画が すごいうらやましい
いい場所ですね
で ご主人が まっすぐな思いで
おばあちゃんが
いつ帰ってきてもいいようにって
言った あの言葉に
感動してしまって…
で また 桜まで見つけて
すばらしい
みかんと桃を
船で売りに行くなんて
江戸時代の話みたいな感じじゃ
ないですか
いや その前には
結構 水軍の
重要な基地だったような気も
しますね
あそこね これ あれでしょうね
孫の代は また ここ 住むように
なるんじゃないですか?
秘密基地感が…
あるよね
憧れます
タコ出てこなかったね でもね
タコは ちょっと… すいません
(菊池)忘れてた
探せば出てきますよね
いや でも 本当
こっちの想像を超えることが
こんなに出てきた回 珍しいですね
そうですね
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