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監督である信友直子が、故郷で離れて暮らす両親を3年以上にわたって記録・放送して大反響を呼んだテレビドキュメンタリーを、追加取材と再編集をして映画として劇場公開する『ぼけますから、よろしくお願いします。』。

認知症と診断された80年代後半の母を介護する90代の父、そしてひとり娘である「私」(信友監督)の、家族3人の物語。この映画は、老老介護の現状を、どの家族にも起こり得る普遍的な問題としてとらえたドキュメンタリー。

信友直子(のぶともなおこ)
1961年広島県呉市生まれ。1984年東京大学文学部卒業。1986年から映像制作に携わり、フジテレビ「NONFIX」や「ザ・ノンフィクション」で数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける。「NONFIX 青山世多加」で放送文化基金賞奨励賞、「ザ・ノンフィクション おっぱいと東京タワー〜私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞を受賞。他に、北朝鮮拉致問題・ひきこもり・若年認知症・ネットカフェ難民などの社会的なテーマから、アキバ系や草食男子などの生態という現代社会の一面を切り取ってきた。 本作が劇場公開映画初監督作品。
2018年11月3日公開

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