1鉄チーズ烏 ★2019/09/04(水) 20:07:32.06ID:wyQaPCxG9  奪う側から、奪われる側に……。現在、AbemaTVで配信されているドラマ「奪い愛、夏」で、主演の水野美紀(45)はじめ、小池徹平(33)、小手伸也(45)など一癖も二癖もある役者を相手に、恋人(小池)を奪われる女を演じているのが、松本まりか(34)だ。

 昨年は、深夜ドラマ「ホリデイラブ」(テレビ朝日)で、主婦でありながら他人の夫を奪う女を演じて絶賛された彼女だが、今度は逆の立場に。その一方で、ソフトバンクのCMでは、白戸家のお父さん(犬)をナンパ(?)するウエイトレス役で、持ち前の“あざと可愛さ”をアピールし、注目されているという。稀代の悪女、いよいよ本格的にブレイクか!

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 民放プロデューサーも、今年ブレイクする女優の筆頭格として太鼓判を押す。

「やはり、きっかけは昨年の『ホリデイラブ』ですね。仲里依紗(29)と塚本高史(36)の夫婦に割り込んで、ドロドロ不倫を演じた彼女が、他の役者を喰ってしまいました。34歳とは思えぬ可愛らしさがありながら、視聴者をイラつかせる演技力は、悪女役として大きな武器です」

 突然注目されたが、実を言うと、芸歴は長い。

「99年にスカウトされたのが芸能界入りのきっかけで、翌年のドラマ『六番目の小夜子』(NHK教育)で、主人公の鈴木杏(32)の親友役として16歳でデビュー。同時にNHK大河ドラマ『葵〜徳川三代』では千姫役で出演と順調な滑り出しでした。ところが、なかなか芽が出ませんでしたね」(同)

 その頃の心境を、今年1月に放送されたバラエティ番組『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS)で、自ら語っている。

〈あまりに人生が退屈で、売れないって限界だな、売れないことに飽きた……〉

長い下積みと事務所移籍

 苦節18年である。性格が歪んでもおかしくない。が、彼女を見ていると、あのタレントを思い出すという。

「“国民の愛人”と呼ばれる橋本マナミ(35)です。それなりに、キャリアや本数はこなしているのに、なかなか売れませんでした。綺麗さとあざとさが、年齢を経て突然開花したところがよく似ている。時代の流れと波に上手く乗ったように思います。そして、事務所を移った途端に売れるというのも共通しています」(前出・民放プロデューサー)

 橋本は、中1で出場したオスカープロモーションの全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞したことがデビューのきっかけ。以来、「橋本愛実」の名義で活動したが、鳴かず飛ばずが続き、12年に現在の事務所に移籍して、芸名を「愛美」から「マナミ」に変えると売れ出した。その時には、“美少女”は“愛人キャラ”となっていた。

 同様に松本は、16年に現在の事務所に移籍すると、翌年に公開された映画6本に出演。ドラマもチョイ役とはいえ『カルテット』(TBS)など話題作にも出演し、18年に『ホリデイラブ』を掴んだ。昨年8月のYahoo!検索大賞では、女優部門の3位に浮上した。

「18年の下積みを経て、お姫様は、人の男を奪う大人の女になっていた訳です。また、ソフトバンクがCMに起用したことも、ブレイクが保証されたと言っていいかもしれません。ソフトバンクといえば、NHK朝ドラ『なつぞら』がスタートするや広瀬すず(21)と吉沢亮(25)のコンビでCMを撮ったり、新しいところではバスケの八村塁(21)など、とにかく注目されると手当たり次第と言っていいほど、あざとくCMに使いますからね。これをきっかけにさらに知名度が上がれば、本当にブレイクすること間違いなしですよ」(同)

 これまで悪女と言えば、米倉涼子(44)や菜々緒だ(30)ったが、米倉はどちらかと言うとヒーロー的な役柄に。菜々緒は早くも飽きられた感が……。似ているという橋本マナミは、女優としては大成していない。

 悪女の椅子は、今なら空いているようだ。

芸能2019年9月4日掲載
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