1風吹けば名無し2019/09/02(月) 03:40:10.02ID:zc80WpNf0 「高校生の合格は珍しい」 神戸工業高生が経産省認定の試験に合格

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エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格した大辻壮真さん=神戸市兵庫区和田宮通2

 経済産業省が認定する情報処理技術者試験「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」に、
定時制の兵庫県立神戸工業高校(神戸市兵庫区和田宮通2)4年の大辻壮真さん(18)が合格した。
合格率は25・6%で、高校生の合格者は2人。試験を扱う情報処理推進機構の担当者も「実務経験がない高校生の合格は珍しい」と驚く。

 中学2年生の頃に不登校になり、家で過ごすことが多かった大辻さん。
ゲームなどでパソコンを使う機会が増え、次第にソフトウエアに興味を持つようになった。専門知識を学びたいと、同校情報技術科へ進学。
「将来のために」と資格の習得に励み、計算力を問う計算技術検定1級や情報処理技術者試験「応用情報技術者試験」に合格した。

 今回は、家電機器のように、ハードウエアとソフトウエアを組み合わせて最適なシステムを構築する知識や実践能力が求められる。
学校ではソフトウエアを中心に学んでおり、ハードウエアについて学ぶ機会はあまりなかったが、
大辻さんは「音楽プレーヤーを作るなど、趣味で電気工作を取り組んでいた経験が試験にも生きた」と笑う。

 将来の目標はIT関連の会社を起業することだ。「スマートフォンのように社会のインフラになるものをつくりたい」と語る大辻さん。
「合格はそのための一歩。大学でさらに専門的な勉強をして夢をかなえたい」と力を込めた。(篠原拓真)

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